JICA海外協力隊の世界日記

ミクロネシア便り

「おらが自慢のアワック(Culture Showcase編)」

こんにちは!

ミクロネシア連邦、ポンペイ州、アワック小学校で
小学校教育という職種で派遣されている小林未季です。
埼玉県の小学校の先生を11年と、
シンガポールの日本人学校での3年間に区切りをつけて一念発起!

2024年度1次隊86日に日本を離れ、
空港やスーパーなどのある都市から車で20分程度の
任地に来ています。

今回は、私の住むポンペイ島はウー地区、アワックの任地について、
まだまだミクロネシア初心者のそんな私から見た「おらが自慢のアワック(Culture Showcase編)」をベスト3で紹介します。

Culture Showcaseとは、516日にエニペイン小学校で行われた、地域の文化を繋ぎ残そうとする文化の祭典です。子どもたちは、この一年かけて地域の方々より自分たちの文化について体験的に学んできました。それを発表する機会が本祭典。本校の子供達の頑張りをお写真で伝えながら、ここの文化で誇れるものをお伝えします。

じゃかじゃかじゃかじゃか・・・

第3位「ローカルバスケット作り」

椰子の葉を織紙するように上手に組み合わせて作ります。できたバスケットには、現地で採れたバナナやココナッツなどを載せて来ていたお客さんに振舞いました。

じゃかじゃかじゃかじゃか・・・

第2位「ブレッドフルーツをとるための棒作り」

緑で丸い形が特徴的なブレッドフルーツ。木は大きく、なった実をとるのは一苦労です。そんな時に使うのは、この棒。丁寧に棒の先にもう一つ棒をくくり付けます。この縄のつけ方もここならではの技術が必要です。地域の先生が手取り足取り教えてくれたことを思い出し、当日はそれを披露する子どもたちがかっこよく見えました。

じゃかじゃかじゃかじゃか・・・

第1位「現地の尊敬語」

日本語と同じようにここポンペイ語にも丁寧な言葉があります。今の子どもたちは普段から使わないこともあり、なかなか引き継がれることが難しいそうです。今日に向けて言葉の練習をし、緊張しながらも堂々と話す姿がありました。目に見えない文化がこれからも絶えず継承されていくことを切に願います。

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