JICA海外協力隊の世界日記

モロッコ便り

#4 Matsuri

■職 種:幼児教育
■配属先:シディベヌール県教育局
■名 前:佐々木 友美

2024年度2次隊の佐々木友美です。
幼児教育隊員としてモロッコの公立の就学前教室で活動をしています。

先日、先輩隊員の任地でイベントのお手伝いをしてまいりましたので、紹介します。

永濱萌美隊員は、任地シディスリメンにて障がい児・者支援の活動を行っています。

モロッコはインクルーシブ教育にも力を入れはじめており、そのひとつとして、アソシエーションが特別支援の教室を運営している地域があります。今回のイベントの目的は、その教室にて日本のお祭りのような体験をしながら、「子どもたちが友達や支援者と一緒に遊びを楽しんだり、自分のできることを活かして役割を果たしたりする」ことでした。

今回のイベントでは、お店屋さんになったりお客さんになったりする子どもたちをサポートすることが私たち隊員の役目でした。現地の子どもたちは、手伝いに来たたくさんの日本人隊員に対して少し恥ずかしそうにしていましたが、すぐに打ち解け、お店屋さんごっこのやりとりを楽しんだり、自分たちの教室を案内したりしてくれました。さすがモロッコの子どもたちだな、と嬉しく思うと共に、永濱隊員が日頃から子どもたちと良い関係を築いているからこそだなと感じました。

また、永濱隊員と子どもたちが一緒に作った商品や疑似通貨にはとても温かみがあり、それらを使って楽しんだという経験が、子どもたちの達成感や更なる意欲につながっていくように感じられました。

更に印象に残ったことは、通常級の子どもたちと関わる機会があったことです。浴衣を着たり、和太鼓に合わせて盆踊りを踊ったりする時間は、障がいの有無だけでなく、年齢や国籍、性別といった違いを感じることのないひとときとなっており、「共に学び多様性を認め合う」というインクルーシブ教育が実践されていました。

インクルーシブ教育は日本でも発展途中の分野であり、課題も多くありますが、できることから少しずつ関わったり実践したりすることが大切だと考えています。協力隊生活のなかでも、頭や気持ちを柔らかくしながら互いを知って受け入れるという経験を重ねていくことで、インクルーシブなあり方について思いを巡らせていけたらと思います。

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