JICA海外協力隊の世界日記

ナミビア便り

#05_ERONGO・EXPO~日本を知ってほしくて~

本日はウォルビスベイであったイベント“エロンゴ・エキスポ”について紹介します。

10月31日から11月2日まで、エロンゴ・エキスポにて在ナミビア日本国大使館のブースに参加し、日本文化の紹介を兼ねて、来場者の名前を習字で書く活動を行いました。思った以上に多くの人が訪れ、日本語で書かれた自分の名前を嬉しそうに持ち帰ってくれました。写真を撮る人もいましたし、中には私たちが書いている様子を動画に収める人もいて、大盛況でした!

この活動中楽しかったのは、アルファベットで書かれた名前を漢字に変える作業です。

初めの頃は片仮名で名前を書いていたのですが、慣れてくると漢字で書きたくなりました。敢えて困難な道に飛び込むことこそ、我々、ナミビア隊員の本懐です。

中には思うように漢字が出てこないこともあり、Elizabethさんが来た際は

「絵里沙部洲? 恵利紗辺守??」

と、必死に考えていました。そして、それがまた楽しかったです。

我ながら「上手いこと考えた」と思ったのは、名前の後にJrが付いていた時に「二世」という漢字を思いついた時です。

「これ、脳の体操になるな」なんて思ったりもしていました。

ほとんどの人は名前を書いてもらいに来るだけですが、中には日本についてたくさん質問してくる人もいました。

また、日本のアニメについて詳しい人が一定数居おり、好きなアニメや、そのキャラクターを流ちょうに語る姿には驚かされました。

「流石、世界のジャパニメーション!」といった感じです。

こちらは10代の若者に多いと感じました。若い人は日本のアニメや漫画を通して、日本に興味を持ってくれるのだと思います。

ちなみに、アニメが大好きな女の子には本人の名前ではなく「鬼滅の刃」と習字で書いたものをプレゼントしました。大変喜んでいました。

近頃、任地を歩いていると「コンニチハ!」と声をかけてくれる人が増えて、一人喜んでいます。

というのも、基本的に「ニーハオ!」と言われることが多いからです。

ナミビアには中国人は多いけれど、日本人はほとんどいないので仕方ないです。が、「寿司って中国料理じゃなかったの?」と言われた時は、流石に残念な気持ちになりました。

だからこそ、こういった日本を紹介するイベントには積極的に参加し、日本をどんどんアピールしたいと思います。

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