JICA海外協力隊の世界日記

ナミビア便り

#09_「カナガワビエンナーレ国際児童画展」応募

ナミビアのKaribib(カリビブ)という首都から北西に2時間ほど車で行った町にある、Karibib Junior Secondary School(カリビブ中高校)で主に数学を教えている渡辺です。

「カナガワビエンナーレ国際児童画展」という神奈川県が主催している児童画のコンクールに配属先の生徒の作品を応募しました。これは、絵画を通じて子どもの夢や想像力を育んだり、互いの生活や文化を学んだりすることを目的として隔年で開催されているもので、そのため日本国内からだけではなく、海外からも応募ができるようになっています。この案内をいただいた時、渡航前の日本の自身の配属先が神奈川県だったため、主催を聞いて「作品が掲示されてもされなくても、同僚や教え子、卒業生に案内を出して、直接足を運んでもらえそうだな(`・ω・´)」と思ったことがナミビアの生徒に周知してみようと思った最初のきっかけです。

そこで周知したところ、4人から応募してみたいと声が上がりました。作品のテーマは自由!とにかく自分の好きなこと、日頃見ている風景など好きなものを絵に落とし込めます。皆、絵が得意 or 好きなので、意気揚々と描いていました。それに作業が早い!中学で美術の成績が2だった自分からは考えられません。

完成した作品と作者の生徒は冒頭の写真になります。作品名は左から

『文化の融合とダンス』、『自然は美しく、平和』、『私のお気に入りの魚 ”鯉”』、『カバンゴ川』

です。皆、将来日本に行ったらやってみたいことや自分の癒しの時間、好きなアニメの好きなシーン等を描いてくれました。

どれもカラフルで素敵ですね♪

ただ実は、一番右の絵を描いてくれた子が、その前にもう一枚描いていて、それがこの写真になります。黒を基調としたトーンの絵で僕は好みだったため「これいいじゃん。」と言ったところ、「上手く書けなかったから、もう一回描き直したい」と画用紙をもらいにきました。

もう一枚も書いてもらいましたが、僕はどうしても”この黒がメインの絵もいいのでは!?”と思い、他の生徒にどっちがいいと思うか聞いてみたところ、満場一致で最初の写真の物を選んだ時には驚きました(゚д゚)!

こちらの生徒は、カラフルな絵の方が好みだということが分かりました。

ただ、この写真は配属先の同僚を撮ったものですが、確かにこちらの大人の女性を見ても、その傾向は強いかもしれません。

催しものでドレスアップする際は、黒を基調としたシックなものよりも、白やピンク、黄色、オレンジといった華やかなものをお召しになることが多いです。また羨ましいのが、その色がすごく似合っているということです。

ということで、今回は「カナガワビエンナーレ児童画展」へ応募したことについて紹介させていただきました。

入賞等の結果は2025年の3月に分かるそうです。楽しみです♪

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