JICA海外協力隊の世界日記

ナミビア便り

#11_ナミビアに温泉?

アフリカ、ナミビア隊員のKenと申します。
今回は、ナミビアにある温泉をご紹介します。

私はナミビアの首都ウィントフックから75kmほど離れたところにあるオカハンジャという町に住んでいます。私の町から25kmほど離れたグロスバーメンというところに何と温泉(温水プール)があります。
温泉は、屋外に大小2つの水温30度程度の温水プール、屋内に日本の温泉に近い40度程度の温泉プール、それと小さなサウナ(数名用)があります。

Wikipedeaによりますと、
もともとグロスバーメンはオツィカンゴ(オツィヘレロ語で「大きな泉」)として知られ、ヘレロ族が住んでいました。19世紀にドイツの宣教師たちが来て宣教所を設立したのが始まりで、フェニキア宣教協会の本部があったドイツのバルメン(現在のヴッパータールの一部)という町にちなんでバルメンと名付けたそうです。その後、温泉資源が発見され、リラクゼーションと健康目的の観光地として発展しました。
グロスバーメンは1977年に建設され、その後何回かリニューアルされ現在の状態になっているようです。源泉は、深さ2,500mから湧き出ているミネラルを含んだ65度のお湯で、温泉プールでは約40度まで冷やされるそうです。

屋外の大きな温水プールは、手前半分は子供でも顔の出る深さですが、奥側半分は2m以上の深さがあり、泳いでいるか淵に摑まっていないと溺れてしまいます。子供達は浮き輪を使って楽しんだりしています。

周辺にはスプリングホックやバブーン(マントヒヒに近いサル)等もおり、BBQ場やキャンプサイト、小さな湖もあります。入場料は、温泉施設・BBQサイトそれぞれ100N$≒850円(2024/12月時点)です。

私は午前中BBQ、午後プールで軽く泳いで、最後に温泉またはサウナでリラックスして帰るという楽しみ方をしていましたが、温泉だけに来られる方も多い様です。
周りの動物たちにも癒されます。また、屋外温水プールの隣には小さな湖もあり、魚釣りをしたり、カヤックに乗って楽しんでいる人たちもいます。

1k㎡ほどの広さで、ナミビアで人気の自然の中にあるデイリゾート・グロスバーメン、機会がありましたら是非立寄ってみて下さい。
宿泊施設もありますが日帰りでも十分楽しめます。

                                     

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