JICA海外協力隊の世界日記

ナミビア便り

#02_日本文化フェスティバル開催!

Goei more!(フィエ モーレ!(アフリカーンス語))おはようございます!

ナミビア中央部にある小さな町ウサコスにて、小学校教育隊員として活動している吉野です。ウサコスは本当に小さな町ですが、アットホームな雰囲気で美しい自然に囲まれた素敵な町です。

先週、配属先であるエロンゴサ小学校にて「日本文化フェスティバル」というイベントを開催しましたので、今日はその様子をお伝えしようと思います。

LINE_ALBUM_20240815・16エロンゴサ小学校日本文化紹介・吉野さん授業_240826_1.jpgLINE_ALBUM_吉野カメラ_240826_116.jpgLINE_ALBUM_吉野カメラ_240826_25.jpgLINE_ALBUM_吉野カメラ_240826_4.jpgLINE_ALBUM_吉野カメラ_240826_2.jpg私の配属先は、過去にもたくさんの日本人ボランティアが活動していた歴史があります。そのため、日本に興味をもっている子も多く、日本語で挨拶をしてくれる子もたくさんいます。授業の中で日本の歌や踊り、折り紙などをしたり、日本の高校生とオンラインで交流したりもしたので、それらの経験を通してより日本に興味をもった子もいます。

しかし、全クラスで同じことをしているわけではないので、日本の文化を紹介するにしても一部の子供たちに限られてしまっていました。そこで、今回のような大きなイベントを開催して、全校の子供たちや先生方が日本文化に親しめる機会を作りたいと考えました。

学校のホールに「浴衣の試着ブース」「習字ブース」「箸ゲームブース」「けん玉ブース」を作り、時間をクラスごとに区切って全校児童が自由にブースを回れるようにしました。この日は、他の任地の隊員や日本から観光で訪れた3名も各ブースの運営協力に駆けつけてくださいました。

浴衣姿や習字で書いた自分の名前を嬉しそうに見せてくれる子や、興味のあるブースに何度も並んでいる子など、子供たちが生き生きとした表情で日本文化の体験を楽しんでいる姿が見られ、嬉しく思いました。また、先生方や清掃スタッフの方など、現地の教職員も可能な範囲で参加してくださいました。

翌週、学校へ行くと「日本語で名前書くから見てて!」といって紙に日本語で名前を書いて見せてくれた子や、「昨日、お箸でご飯を食べてみたよ!」と話してくれた子がいました。「また日本文化フェスティバルをやってほしい!」という声もたくさんありました。子供たちにとって今回のイベントがとても楽しい時間だったということや、より日本に興味をもつ機会になったことが感じられ、開催して良かったと改めて思いました。協力してくださった全ての方々に感謝です。

これからも、日本文化だけに限らず子供たちが色々なことに興味や感心をもてるよう、少しでも手助けができたらいいなと思います。

それでは、Sien jou!(スィエン ヨウ!(アフリカーンス語))さようなら!

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