JICA海外協力隊の世界日記

ニカラグア便り

ニカラグアの看護学生と一緒に、健康を「自分事」に【保健師/活動紹介】

¡Hola a todos!(こんにちは、皆さん!)
2023年度3次隊、保健師隊員の幾瀬祐里です。

私は、ニカラグア南カリブ海自治区ヌエバギネア市にあるSILAISセラヤ・セントラルで、保健師として活動しています。

今回、カウンターパートである看護部長と計画し、ヌエバギネア市の看護学校にて、看護学生を対象とした全4回の健康講義を実施しました。講義は毎回9時から12時まで行い、25名の学生が参加しました。

講義では、生活習慣病予防、健康的な食生活、メンタルヘルスケア、運動・ヨガ、乳がんと自己触診など、将来住民の健康教育を担う看護学生にとって重要と思われるテーマを扱いました。

写真:講義テーマ

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写真:生活習慣病予防講義(一部抜粋)

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写真:大学の研究論文を活用し、伝統食の栄養素についての講義(一部抜粋)

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写真:息抜きにみんなでヨガ体験

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写真:乳がん自己触診方法に関する視覚教材

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また、学生の半数以上が肥満・過体重に該当していることが分かり、健康管理を「知識として知る」だけで終わらせず、まずは「自分自身のこと」として考えるきっかけになってほしいと感じました。そこで、初回から最終回まで毎回、講義の前に体重・BMI・腹囲の測定を行い、結果を記録として配布しました。
学生たちは自分の数値を見ながら、「前より少し減った」「変わっていないけど意識するようになった」など、それぞれに気づきを得ながら、継続的に自分の健康状態を振り返っていました。

写真:体重測定をする学生。記録用紙を見て過去の体重と比較しています。

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写真:記録用紙(項目:名前、体重、身長、BMI数値、BMIレベル、腹囲、内臓肥満の有無)

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回を重ねるごとに学生たちの反応は変化し、生活習慣病予防に関する質問が増えたり、食事や運動など生活習慣の改善に取り組む学生が少しずつ増えていき、健康に対する関心が高まっていく様子がとても印象的でした。

最終回には授業後アンケートを実施し、多くの学生が「新しい知識を得ることができた」「今後、地域住民への健康教育に活かしたい」と回答してくれました。
今回の講義が、学生自身の健康管理、そして将来の地域の健康づくりにつながる一歩になればと感じています。

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帰国まで1カ月を切り、寂しさもありますが、ここニカラグアで2年間活動した時間は、私にとって何にも代えがたい宝物です。残りの活動期間をめいっぱい楽しみつつ、元気に日本へ帰国したいと思います。

最後は、ニカラグアの人たちが別れ際によく使う言葉で。

Que le vaya bien.
(あなたにとって、物事がうまく進みますように)

それでは、また。

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