JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

☆ここがわたしのアナザースカイ☆ 第3話

S__22839303_0.jpg今回は、JICA海外協力隊としての活動についてご紹介いたします!

~in Palau~

パラオには、公立小中学校が全部で17校あります。私立小中学校も数校あります。

小中学校は1~8年生まであり、その後、高校(4年間)に進みます。

この12年間が義務教育となっており、小学校では、パラオ語、英語、算数、理科、社会、体育、保健の教科を学びます。

S__22839302_0.jpg私は、このパラオで主に「算数」、「体育」の授業サポートを行う目的で、日々活動に取り組んでいます。パラオの子どもたちの算数教育、能力の実態は、数概念の理解や基礎基本の計算能力に、まだまだ伸びしろがたっぷりな感じです。

また学校の先生たちも、国が認める教員免許というようなものがなく、指導方法や技術も日本の環境とは異なる点が多くあります。パラオ自体小さな国であることから、人材不足の課題も顕著に感じます。(これは日本も同じか、、、)

そんな中で、私は日々の活動の中で、

☆子どもたちに基礎基本の計算能力が少しでも向上できるように。

☆子どもたちにとって、先生たちの授業が楽しいものとなるように。

☆先生たちにとって、算数の授業は楽しいと思ってもらえるように。

☆先生たちにとって、今日はいい授業ができた、と自信をもってもらえるように。

を大事にしています。

そう毎日を過ごしている間に、あっという間。

休暇に入る前、1週間はFinal exam weekと言って、1学期に学んだことすべてから出題される「試験」が、全学年で行われます。ちょうど先日は、その期間でした。

子どもたちはみんな、真剣にそして一生懸命に、数と戦っていました。

その姿をみて、私は「まだまだ、できることはたくさんあるのだな、、、」と。

ここから2週間の休暇に入り、10月中旬から2学期が始まります。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ