JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

【イボバン実験室】クリスマスパーティー in モデクゲイの教会

Alii. 理科教育隊員の三浦です。
2025年あけましておめでとうございます。

私は年末年始は特に予定もなく、強いて言うなら「生徒が帰省中の静けさを満喫するぞ!」と思っていたので、今年も穏やかなイボバンでの正月を一人でのんびり過ごしました。

年が明けてだいぶ経ってしまいましたが、昨年末に参加した村の教会でのクリスマスについて紹介します。

私が住んでいるイボバンという村には、パラオの土着宗教であるモデクゲイ教があります。

クリスマスやお正月をはじめ、記念日には前日から信者が集まってお供え物を準備する風習があり、私もたまにお手伝いに行くことがあります。

今回もクリスマスのお祈りのために、前日昼からタロイモやウミガメ、豚などの伝統的な食べ物を準備しました。

クリスマス当日の朝にはそれらをお供えしてお祈りをします。

教会の中に集まって、聖歌を歌ってお祈りし、お供えした食べ物をみんなで分けてたべます。

パラオでは毎回このような集まりの場で、大量の食べ物をいただくので、私のような1人暮らしは2~3日かけて食べることもあります。

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モデクゲイ教ではお祈りが終わった後に、お湯で煮た葉っぱで体をこする文化があるようです。
「肌にいいわよ!」と村のおばちゃんが教えてくれました。

その他にも、焼いたココナッツの実を食べたり、特別なお茶?を飲んだり、日本では体験することができない、パラオ独自の宗教文化に触れることができました。

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