JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

【イボバン実験室】パラオの卒業式

Alii!理科教育隊員の三浦です。

パラオの年度は7月はじまり、6月終わりです。
7月になり、私の任期も残り数週間となりました。

今回はちょうど1か月くらい前に行われた、パラオの学校の卒業式についてご紹介します。

パラオの学校の卒業式では、来賓が非常に多いことが特徴です。
州知事や各小学校・高校の校長先生、短期大学の校長先生などが出席されます。
私の勤務している、ベラウモデグゲイ高校の卒業式にも去年は(選挙の関係もあったのか?)大統領が出席され、卒業生1人1人に大統領から卒業証書が手渡されました。
昨年度、初めて卒業式に出席した私はかなり驚きましたが、これも国土面積が小さく人口が少ないパラオならではだなと思います。

また、卒業式ではいくつもの種類の奨学金の授与があります。
卒業生は、この後パラオに唯一ある短期大学、パラオコミュニティカレッジに進学する生徒がほとんど。
その進学の援助のため、様々なところから奨学金が出ます。

その他、各種褒章が授与されます。

ちなみに司会は生徒。
送辞や答辞は日本と同様にありますが、日本とは違い、校長先生の挨拶は一番最後に短く簡潔に行われます。

今年は2名の卒業生が代表して答辞を読み上げましたが、寮生活での思い出を振り返り感極まる姿も見られました。

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そして、その答辞の中で代表の男子生徒が、先生方1人1人に対して感謝のメッセージを述べ、私に対しても日本語で「ありがとう」と伝えてくれました。

卒業式の最後には、卒業生が保護者のところまで行き、卒業証書と首飾りを渡す場面があります。

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パラオでは文化的に養子として育てられる子供が多く、(地域によるとは思いますが)私の生徒も半分以上が養子です。
だからこそ、今まで育ててくれた保護者の方に感謝する場面があり、卒業生も保護者も毎年この場面は涙涙です。

今回卒業した生徒9名のうち6名は、パラオ国内にある短期大学への進学が決まっています。
他の3名はアメリカ、台湾、ニュージーランドと新たな土地で挑戦するそうです。

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