JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

栄養士/バナナはバナナでもいろんなバナナ♪ ~味わいパラオ#3~

 
初めまして!

2025年度1次隊としてパラオに派遣されている久米こころです(画像1)。

図1.jpg

画像1

 

パラオでの名前はUngil reng(Good heart)です。

「味わいパラオ」第3回は、パラオの幼児を対象に活動をしている私が担当します!

私は栄養士としてヘッドスタート事務所で子ども達への食育と給食の衛生管理を行なっています。

 

好きなパラオのローカルフードはエルビス エル ディオカン(すり潰したタピオカ)(画像2)です。

図2.jpg

画像2

 

パラオのバナナ事情

今回は、パラオにたくさんあるバナナ(パラオ語:tuu)についてご紹介します。

同じバナナでもパラオの人たちは、種類ごとに名前で区別しています。

さらに、パラオでは子どもたちの間で「CHICKEN BANANA」という曲が流行っているらしく、バナナの話をすると

「♪CHICKEN BANANA♪」

と歌ってくれます。

 
気になる方はぜひ検索してみてください。

 

いろんなバナナたち

●ルベアン(Rubeang)(画像3)

 
図3.jpg

画像3

小さくて可愛いバナナ。

職場の人が頑張って採ってくれたバナナ(画像4)も、

この前大量にもらったバナナ(画像5)も、全部ルベアン。

どうやらパラオのあちこちに生えているようです。

 

図4.jpg

画像4

 

図5.jpg画像5

  

●メスケベサン(Meskebesang)(画像6)

 

図6.png画像6

 

ベイビーシャワーでぶら下がっていた大きめのバナナ(画像7)。

サイズが大きく、調理に使われることが多いそうです。

図7.png

画像7 

 

●アバル(Cheball)(画像8)

“white hair”という意味を持つバナナ。

名前の由来が気になります。

 

図8.jpg

画像8

 

●マダクト ア デレブ(Medakt a deleb)(画像9)

熟しても黄色くならず、ずっと緑色のままのバナナです。名前には「幽霊が怖い」という意味があります。

図 9.jpg

画像9

 

●アップル バナナ(Apple banana)(画像10)

図10.jpg
画像10

   

●マアッド バナナ(Mechad banana)(画像11)

図11.jpg 

画像11

 

パラオの暮らしとバナナ

パラオには鶏がたくさんいて、なんとチキンもバナナを食べるそうです。

まさに「CHICKEN BANANA」の世界。

 

バナナをそのまま食べるときはピーナッツバターをつけるのが現地流(画像12)。

図12.jpg

画像12

  

また、バナナを調理して食べることも多く、

・ココナッツミルクで煮る(画像13)

図13.jpg

画像13

 

・油で揚げる(画像14)

図14.jpg

画像14

・茹でバナナとして食べる(画像15)(食べかけでごめんなさい)

図15.jpg

画像15

 

など、食べ方もさまざまです。

どれも美味しいですが、私は完熟のメスケベサンをそのまま食べるのが1番好きです

 

パラオの人々、そして動物たちの暮らしに根付いたバナナ

 
ぜひパラオに来た際は、いろんな種類のバナナを味わってみてください。

次回からは、私の活動についても少しずつ紹介していければと思っています。楽しみに!

 

最後に、バナナ探しに協力してくれた職場のボスをはじめ、たくさんのバナナをくれたNora、

体を張ってバナナを採ってくれたWillaとFreddy、そして多くの方々の支えがあって、今回の記事を書くことができました。

 
ありがとう!

 


 

This article was possible because many people helped me.

 

My boss helped with the banana hunt.

Nora gave me many bunches of bananas. Willa and Freddy helped pick them.

 
I am very grateful to everyone.

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