JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

栄養士/" More Veggies & Fruits "~ローカル野菜・果物をもっと身近に~ 〜味わいパラオ#8〜

Alii (アリー/こんにちは)!

今回は、2026年4月から開始した、ローカル野菜・果物の摂取量増加を目的とした取り組みについてご紹介します。

その名も、「More Veggies & Fruits」プロジェクトです。

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なぜ、このプロジェクトを始めたのか?

パラオでは、以下のような健康課題があります。(Palau Adult Hybrid/Community Health Assessment Survey 2023)

大人の約75%が肥満または過体重である。
大人の約50%が高血圧である。
野菜と果物の摂取不足である。大人の90%以上が、1日に必要な野菜・果物の推奨摂取量を満たしていない。また、野菜については大人の半数以上、果物については70%以上が、1日の摂取量1 serving以下となっている。

ちなみに、野菜や果物の1日推奨摂取量は 5 servingsです。1serving は、生野菜や果物では片手こぶし1つ分、加熱した野菜では片手1杯分です。野菜や果物の摂取量が少ない理由として、「調理方法が分からない」「手間がかかる」「価格が高い」などがあげられます。

これらの健康課題を少しでも改善するため、開始したプロジェクトです。

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プロジェクト内容

毎月、1つの野菜または果物をテーマに設定し、その食材の効能や簡単レシピを掲載したミニフライヤーと調理動画を作成しています。ミニフライヤーは国内の主要なお店やコンビニエンスストアに設置し、住民が自由に持ち帰れるようにしています。また、フライヤーの内容や調理動画は、配属先のFacebookページにも掲載しています。

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Palau's NCD Response Facebook Page:

https://www.facebook.com/PalauNCDResponse?locale=ja_Jp

工夫していること

「まずはやってみよう」という小さな行動につながるような工夫をしています。

メニュー考案時には、職場で試作を行い、同僚に試食してもらっています。実際に調理工程を見てもらい、試食をしてもらうことで、同僚自身の野菜摂取量増加にもつながることを期待しています。また、パラオ人が好む味付けなどのアドバイスをもらいながら、住民に親しまれ、実践しやすいレシピ作りを心がけています。

② 地域コミュニティーでは、フライヤーに掲載している簡単メニューのデモンストレーションを実施しています。参加者に実際の調理工程を見てもらい、味を確かめてもらうことで、自宅での実践につながるよう工夫しています。

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最後に

このプロジェクトを通して、多くの方に野菜や果物を食べる大切さを知ってもらい、健康的な食習慣の実践を通じて、少しでも健康課題の改善につながると嬉しいです。

Sulang!

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