2026/07/17 Fri
味わいパラオ
栄養士/ ヘルシーライフを選ぶパラオ人 No.2 〜味わいパラオ#10〜

Alii (アリー、こんにちは)!
”ヘルシーライフを選ぶパラオ人” 二回目です。
突然ですがPositive Devianceという言葉をご存知ですか?
同じ条件下でもより良い成果を生み出しているやり方を参考に問題を解決する方法です。
加工食品や缶詰などの輸入品に頼る割合の高さ、車社会、そして成人の肥満率が50%以上とも言われるこの国でも、健康を維持しようと努力しているパラオ人がいます。そんな健康意識が高いパラオ人に焦点をあて、高肥満率の改善案に繋がらないかと考えながらインタビューしましたので紹介します!
*掲載写真や記事内容についてはご本人の了解を得て掲載しています。
今回ご紹介するのは表紙写真のMelil(メリル)さんです⭐︎
年齢は39歳、保健省のNCDs(非感染性疾患)セクションに所属し、癌担当データ管理専門員です。
今年3月から6月までの3ヶ月で4kgの減量に成功していて、現在も継続中です。
その経緯をインタビュー形式で紹介します。(敬称略)
- 減量を始めたきっかけは?
(メリル)職場で健康管理の活動があり、それに合わせて始めました。
-どのような方法で減量に成功していますか?
(メリル)職場のJICA海外協力隊栄養士のシズカ(加茂静香さん)から夜の食事を20時までに食べ終えるようにアドバイスされ、それを実践しています。
-それまでの夕食は何時でしたか?
(メリル)22時位に食べてその後すぐに寝ていました。
-現在の夕食内容を教えて下さい。
(メリル)主食は米、タロ芋、タピオカ芋、主菜は肉、魚、卵などです(と言いながら食事の写真を見せてくれました。どれも主食、主菜、そしてたっぷりの野菜でバランスがとても良いですね!)。

- 食事内容は減量前と変わりましたか?
(メリル)以前は白米ばかり食べていましたが、最近は黒米入りのご飯も食べるようになりました。間食の食べ過ぎにも気をつけています。
-減量に取り組み、何か良い変化はありますか?
(メリル)朝にお腹が空くようになり、朝食を食べるようになりました。朝の目覚めも良いです。以前は朝起きても疲労感があり、食欲はなく朝食は食べませんでした。腕や腰回りが少し細くなったような気がします。
-食生活を変えて何か辛かったことはありますか?
(メリル)最初は夕食後寝るまでの間お腹が空きましたが水を飲んで我慢しました。今は慣れました。
-何か運動はしていますか?
(メリル)特にしていませんが、毎週末(土)(日)は農園仕事で体を動かしています。(農園の様子の写真も見せてくれました。広い農園でバナナやタロ芋を栽培しています。)
-減量の目標値はありますか?
(メリル)あと15kg減らしたいです。(→計算するとBMIが26になりほぼ適正になります!)
-今日はお忙しい中有難うございました!
遅い夕食が珍しくないパラオ社会でメリルさんは同僚の海外協力隊員栄養士加茂さんのアドバイスに従い、夕食を早め減量に成功しています。メリルさんの強い意志と行動力は素晴らしいです。更にご家族も一緒に早く夕食を済ませるようになったそうです。ご本人の健康生活が家族にも良い影響をもたらしています。ご自宅の食事は野菜もたっぷりでとても美味しそうでした。旦那さんも調理してくれるそうです。
引き続きの健康生活を心より応援しています!
メリルさんと筆者↓
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました⭐︎
2024年2次隊 栄養士 戸島世津子
第一回目の『ヘルシーライフを選ぶパラオ人』はこちらから。
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