JICA海外協力隊の世界日記

パラオ便り

【Ebiil日誌・番外編】10月1日はパラオの独立記念日!

少し前の話になりますが、2024年10月1日は、パラオ独立30周年の記念日でした!

1994年10月1日、パラオ共和国は米国との間に自由連合盟約(Compact of Free Association: COFA)を結ぶことで独立し、国連による信託統治が終了しました。
第二次世界大戦終戦後の信託統治領として、最後に独立した国となります。

独立記念日は、パラオで打ち上げ花火を見ることのできる、貴重な機会です。
今年はホストファミリーと一緒に、首都のMelekeokで夜の花火を鑑賞することができました!

Melekeokにある国会議事堂の中庭では様々な催し物が行われ、出店には食べ物や飲み物のほか地元の野菜などが並び、ステージでは伝統的&モダンなダンスや歌、チャンティングなどが夜まで行われていました。
その中で、日本人の方が笏拍子のみを使って、パラオと日本の友好を詠っておられました。詩の内容もとてもよかったのですが、ほぼ日本語にも関わらずパラオ人の観客がとても喜んでいた様子が印象的でした。

バックヤードの広場では、各州の旗が並び立ち、州対抗で槍投げやココナッツの早剥きといった伝統的なアクティビティによる競争が行われていました。
Ngarchelong代表には同僚が数名参加しており、しっかり応援してきました:)

翌日、パラオの都市部KororとBabeldaob島を結ぶ、通称KBブリッジを通った際には、独立記念日を祝って設置されたパラオの国旗が風に揺られていました。

今年の独立記念日は、パラオにとって重要な分岐点であり、私にとっても意味のある日だったと感じます。
日本を離れて異国の地で活動することで、今まではあまり興味を持つことのできなかった事柄に、自然と考えを巡らせるようになりました。
これもまた、協力隊の魅力の一つかもしれませんね。

KBブリッジ、正式名称「日本・パラオ友好の橋」に翻るパラオ国旗に思いを馳せつつ、今後も自分にできる活動をするべく、パラオの大自然へと足を運びます。

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