JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

先輩隊員の活動見学!/青少年活動

Awara(ポポンデッタ市の万能挨拶)! 青少年活動でオロ州に派遣されているHiroです! 

JICA海外協力隊としてパプアニューギニアに赴任して約3ヶ月が経ちました。
日本とは異なる、地元の緩やかな時間感覚(通常PNGタイム)にも徐々に慣れてきて、生活のリズムも安定してきました。

最近では町を歩いているとよく子供達から "Hey! Mr. Hiro!! マタネ!” と手を振ってくれることも増えてきました。(笑)

そんな中、先日、先輩隊員が活動している学校で、日本の学校とのオンライン交流授業を見学する機会がありました。

オンラインでお互いの教室が映し出された時の、PNGと日本の子どもたちの驚きとワクワク感は、近くで見学していた私にも強く伝わってきました。教室外にもたくさん子どもたちが、日本の教室を一目見ようとおしくらまんじゅう状態になっていました(笑)

授業ではそれぞれの学校が、互いの学校生活や文化を紹介していました。皆少し緊張気味でしたが、しっかりと自分の言葉で文化を伝えようと頑張っていました。特に子どもたち自らがココナッツをその場で切って実際に飲んでいる場面は、日本の子どもたちも興味深々な様子でした。

実物や写真を見せながら進んでいった授業は、画面越しながらどんどん盛り上がっていきました。言葉が完全に通じなくても、お互いに「知りたい」「伝えたい」という気持ちでこんなに楽しい授業ができるのかと感心させられました。

また、印象的だったのは、先輩隊員が交流授業までに多くの時間をかけて準備をされていた点です。

先輩自身楽しそうに授業に参加していましたが、その背景には幾度とない打ち合わせや、当日のスケジューリングなど、想像以上の準備が必要でした。しかしながら、そこに挑戦する価値は十二分にあるということを先輩の姿から学ぶことができました。

次は「見学者」ではなく、自分自身が企画し行動できる立場として挑戦していきたいと思います。

まだまだ道のりは長いですが、一歩ずつ着実に頑張っていきます!

Awara!(ではまた!)

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