JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

任地紹介 ゴロカ/環境教育

Netekaler!(東ハイランド州ゴロカ地区の挨拶 おはよう、こんにちはの意味)
はじめまして、パプアニューギニア、ゴロカ市役所に環境教育隊員として派遣されたMASAKIです。


派遣されてから約2か月が経ち、少しずつ現地にも慣れてきたので、任地であるゴロカの紹介をしたいと思います!

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私が活動しているゴロカ市は東ハイランド州に属する都市で、標高1500~1600 m付近に位置しています。

特産物はコーヒー豆と新鮮な野菜・果物!

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この写真はゴロカ空港の横にある「ピースパーク」と呼ばれる芝生広場で撮ったものになります。
背景のゴロカ空港(滑走路)とハイランドの山々が大変素晴らしい!

お昼すぎになると人が集まってラグビーを練習したり、ひなたぼっこをしてのんびり過ごしている光景が見られます。

この広場の管理も配属先である市役所が行っており、芝の手入れなど非常に細やかなメンテナンスが行われております。

こちらはゴロカ市内で開催されているラグビーの試合の様子。
PNGはラグビーが非常に盛んで、お昼下がりになると周辺の地域から人が集まり試合が行われます。 その熱狂ぶりは企業主催のリーグが行われる程!

ちなみにこれだけの人が全員町中に住んでいるわけではありません。
普段はこの日記の写真奥に見えるような山中に集落を築いて暮らしており、用がある場合に山から下りてくるのだそうです。

004.jpgゴロカの属するハイランド地域は世界でもトップクラスに多数の部族の人々が住んでいる地域。

パプアニューギニアで画像検索すると出てくるであろう「マッドマン」は、この地域に住むアサロ族発祥の文化と言われております。

現地の旅行会社さんに依頼すればアサロ族のマッドマンを訪ねるツアーに参加可能!
写真はそのツアーに参加した時のものです。ちなみにこのお面は1つで15〜20kgもあるそうです。

前の記事で書いたように山岳地帯のゴロカでは沿岸部の地域に比べ寒いので、苺や白菜といった寒い地域に適した作物も育てられます!

画像は手前がパイナップル、奥が苺とシュガーフルーツという果物になります。
シュガーフルーツは果肉が種混じりのゼリー状になっており、奇抜な見た目に反してその味はとっても美味!花のような柔らかな香りと優しい甘さ、そしてザクザク食感の種がクセになります。

ゴロカに来たら是非お試しを〜

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画像は市内にあるホテルで飼われているヒクイドリです! 

パプアの一部の部族ではヒクイドリを狩猟し、その羽などを装飾品に用いる文化があったそうです。
「世界一危険な鳥」とも呼ばれるヒクイドリですが、実際に間近で見ると全身の黒色と唯一首筋の青色のコントラストが非常に鮮やか!美しい...

まだまだ魅力が沢山ある町ゴロカですが、今回はここまで!

次回をお楽しみに。

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