2025/04/04 Fri
イベント 活動
若年犯罪者更生リハビリテーション ~変革の担い手になるために~ /コミュニティ開発


こんにちは!コミュニティ開発でミルンベイ州に派遣されているMOCHIです。州政府コミュニティ開発局でITを活用した業務改善やデータベース構築を進めています。
”リハビリテーション”
この言葉を聞いたとき、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
日本では、病気やケガなどを負った人が失われた機能や能力を取り戻し、社会復帰を目指す――そのような文脈で使われることが多いかと思います。
一方、パプアニューギニアでは、犯罪を犯した人や犯罪者グループに所属していた人の更生・社会復帰という意味合いで使われることが多いです。
今回は、そのような「リハビリテーション」(社会復帰)のプログラムに参加した際のお話をしたいと思います。
訪れたのはミルンベイ州の海沿いにあるゴパイヤという村。
村の中心には手入れの行き届いた綺麗な教会があり、地域の人たちが集まる場所です。
この場所で犯罪者グループから脱退した若者を対象にリハビリテーショントレーニングが行われました。
参加者の多くは、過去にホールドアップ(銃で脅して金銭を奪う)や海賊活動を行っていた若者たちです。
彼らはトレーニング期間中、ゴパイヤで共同生活をし、地域の人たちと触れ合いながら生活力を養っていきます。
トレーニングスタッフと対話をしながら、自分のやりたいことは何か、自分の進むべき道を探していきます。農業や小規模ビジネス等、自分の興味のある分野を見つけたら、その分野の専門家から更なるトレーニングを受けます。
また、地域の問題に取り組んでいるコミュニティ開発の職員や教会聖職者と対話し、社会問題やモラルについて学習します。
さらに、スポーツや音楽・ダンスなどを一緒に行い、心と体の豊かさを取り戻していきます。
参加者はトレーニングに全日程参加すると認定証をもらい、再就職する際に有効な証明となります。
訪問したこの日は、トレーニング初日。
コミュニティ開発局の代表として同僚のVickiiが参加者の前で激励のスピーチをしました。
「あなたたちは”変革の担い手”(Agent of Change)です。あなたたちがこの地域を変えていくの。若者は問題(Problem)ではなく、解決策(Solution)なのよ。がんばりましょうね!」
Vickiiは地域の人たちから「Mother Vickii」と呼ばれるミルンベイ州の母のような存在です。ソーシャルワーカーとして幾十年もの間、地域の問題に取り組み続けてきました。そんな彼女の言葉は力強く、間違いなく参加者の心に刺さったと思います。
Vickiiに続いて私も少しだけスピーチをしました。スピーチをするとは聞いていなかったので(笑)しどろもどろになってしまいましたが、「年齢を重ねるたびに自分自身を変えるのは難しくなっていきます。若い今だからこそ自分自身を変えるチャンスです」と伝えました。
参加者がトレーニングを通して、”変革の担い手”になってくれることを心から祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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◆◇◆MOCHIさんの後任者の案件や同じ任地(アロタウ)の案件◇◆◇
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・小学校教育/アロタウ小学校 必要なのは、熱意と教員免許、実務・指導経験不要
・小学校教育/ゴイラナイ小学校 必要なのは、熱意と教員免許、実務・指導経験不要
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