JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

~釜戸づくり~  オイスカラバウルエコテクセンター/コミュニティ開発

こんにちは。PNGコミュニティ開発のKakeです!
今回は任地で生まれて初めての釜戸づくりを行ったのでご紹介いたします!


ある日突然、現地のスタッフの方からKake 釜戸を作ってくれ!」と頼まれ
釜戸の知識はなかったけどひとまず受諾しました。

001.png

すぐにネットで作り方を調べてみたものの、材料が土、水、藁、石と分かっただけで
それらの比率は土の質によって変わるとのこと。

「まあとりあえずやってみるか」と川で石を、森で土を、畑から藁を集め作業開始。

石を並べ、粘土質の土と藁を混ぜ、水を加えながら調整していると作れそうな気がしてきました。

002.png

頑張って作っていましたが、どうしても不安定だと感じたので段ボールを土台にし、
その周りに生地を貼り付ける作戦を決行しました。

余談ですが私の通っていた小学校は海まで徒歩5分という立地だったため、
年に一度「砂の芸術大会」という伝統的な学校行事が行われていました。

私はそこで培った天性の土捌きを活かし(笑)黙々と作業を続けました。

003.png

材料集めの時間も含め、約半日で完成!早速火をつけすぐに乾燥させました。

手前の空洞部分を作るのが最も手こずりましたが、
そこらへんに落ちていた太めの棒を上部に差し込み、
なんとか乗り切りました。

粘土質な土さえあれば案外簡単に作れるので、
この記事をご覧になった皆さんも機会があればぜひ作ってみてください!

この度も最後まで読んでくださり誠にありがとうございます。

PNGで活動中の隊員記事はこちら →JICA海外協力隊 世界日記(パプアニューギニア)

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