JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

パプアニューギニアのミルンベイ州アロタウで作業療法士として活動します!!

はじめまして。2025年3次隊 パプアニューギニア派遣 神﨑正成です。
職種は作業療法士でミルンベイ州のアロタウ病院で活動をします!
2026年5月11日に日本を出発し約3週間の語学研修などを終え、現在アロタウ病院にて活動を開始しました。
当ブログ執筆時で約2週間が過ぎたくらいです。

まずは簡単にアロタウの街の様子をお伝えします。アロタウの街は港町独特の穏やかさのような雰囲気を感じる街です。基本的に人々は笑顔が多くフレンドリーです。通勤時や買い物時にすれ違うと「Hi,Boss. Hi,Mr. Good morning. Afternoon.」などと声をかけてくれる人が多い印象です。

赴任当初は少しビビっていた私ですが現地の人の温かさに触れホッとしているところです。しかし油断は禁物で「夜間は出歩かない方がいいよ」と職場の同僚や街の人は言っています。

さて、活動を開始して2週間が経ちました。この2週間の間は、同僚とコミュニケーションを取ったり、病院内のシステム把握など情報収集やコミュニケーションを中心に活動をしています。加えて、OT REFFRAL(作業療法指示書)の作成や作業療法についてのプレゼンも行いました。

パプアニューギニアには作業療法士の職はありません。リハビリの職種は理学療法士のみです。
病院の先生や同僚含め「作業療法士は何ができるんだ??」と言う質問から答えていくことにしました。

正直、日本でも作業療法士について説明するの難しいので、それを英語でとなると・・・。自身の語学力の低さを悔やみます。英語面はVCさんにもご協力いただきました。ありがとうございます。でも昔と比べたらAIもあるんで、何とか形にはなりました。

本日のブログの最後になりますが、活動を開始して一番驚いたこと、というか考えさせられることでした。

カウンターパートにリハビリで扱う疾患は何が多いのか尋ねました。彼の答えは「TBM,Pott's disease,Cerebral malaria」でした。おおまかな日本語訳は「結核後髄膜炎、脊椎結核、脳マラリア」です。もちろん運動器障害(骨折)や脳神経疾患(脳卒中)、糖尿病などもいますが、同じくらい結核、マラリア後の患者をリハビリしている様子でした。(まだ活動2週間なので肌感覚として感じた内容を伝えています)。

そしてこれらの障害は、幼児、小児など若年層がほとんどでした。「対麻痺となり両足が動かない」「脳へのダメージが大きく、家族とも誰とも適切なコミュニケーションが取れない」「ベッドから起き上がることができない」そんな子供たちが多くいました。ちなみに、結核やマラリアは適切に対応すれば、予防や治療は可能な病気ではないかと思います。「本来ならば防げたかもしれない症状」、そう考えるともどかしさを感じます。

最後の話題はちょっと重めの話になってしましましたが、これからの活動を精一杯楽しんでいこうと思ってます。また機会があれば情報を発信し行こうと思いますので、よろしくお願いします。
ちなみに、パプアニューギニアには800近い言語が存在すると言われています。アロタウでも皆自分の出身地域の言語を持っています。

それでは、Kafoi(カフォイ)!! 英語でByeみたいに使う言葉らしいです。

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