2026/10/01 Thu
活動
まずは一ヶ月。

こんにちは。PNGコミュニティ開発隊員の小林です。ミルンベイ州政府コミュニティ開発局にて活動しています。
アロタウに来て、少しずつ現地での生活にも慣れてきました。
先日、ボスから「まずは一か月、環境に慣れてください」と言われました。
この一か月は、町に出ていろいろな人と話したりしながら、この地域のことを少しずつ知っていけばいいとのこと。
その間に、私にどんなことに取り組んでもらうか考えるよ、と。
ということで、まずは一か月。
そんなある日、所属しているオフィスの待合場所で、一人のおじさんと話をしました。
行政との書類のやり取りのために、遠くの島から来ていたそうです。
どこから来たのか?
何のために来たのか?
そんな何気ない会話から、この国についていろいろと話をしました。
私としては、特に深い話をしたつもりはありませんでした。
軽い雑談のつもりです。(言い訳)
すると、あることを教えてくれました。
「こういう場所では、政治の話はあまりしないほうがいいよ」
政治についての捉え方は、国によっていろいろです。
特にこの国では、政治と民族が強く関係していると聞きます。
民族間の関係や、それぞれの立場など、さまざまなものが政治と絡んでくることもあるそうです。
私が思っていた以上に、慎重に扱わなければならない話でした。
そして、もう一つ。
「あなたは個人の意見として話しているかもしれない。でも、日本から来ているあなたの言葉は、日本の代表としての意見だと受け取られることもあるよ」
そう言われました。
これにも、はっとさせられました。
自分では、一人個人として話しているつもりでした。
でも、ここにいる私は、それだけではないんだなと。
JICAの活動としてここにいること。
日本から来ていること。
自分が思っている以上に、そうした立場がついているのだと改めて感じました。
はっきり伝えてくれて、ありがたかったです。

そして、次の日。
そのおじさんが、A4用紙3枚にびっしりと書かれたものを持ってきてくれました。
この国の歴史。
経済について。
そして、この国について自分が思っていること。
いろいろなことが書かれていました。
「この国を知ろうとしてくれて、ありがとう」
そう言って、渡してくれました。
嬉しかったです。
指摘されたことも、もちろん印象に残っています。
そして、次の日にわざわざ時間を使って、この国のことを伝えようとしてくれたことも嬉しかった。
知らないことは、まだまだたくさんあります。
だから、まずは町に出て、人と話してみる。
そんな一か月を過ごしています。
そして、こうやって教えてくれる人がいることが、嬉しいです。
教えてくれて、ありがとうございました。
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