2026/09/30 Wed
イベント 文化 活動 自然 観光
2026年 第70回ゴロカショー(70th Goroka Show 2026)

こんにちは。パプアニューギニアのゴロカで、コンピュータ技術隊員として活動している小山です。
2026年9月18日から20日にかけて、ゴロカのNational Sports Instituteを会場に、「70th Goroka Show」が開催されました。
ゴロカショーは、パプアニューギニア各地から文化グループが集まり、それぞれの地域に受け継がれてきた伝統衣装や踊り、音楽などを披露する大規模な文化イベントです。2026年は第70回という節目の開催となり、会場は色鮮やかな衣装を身にまとった参加者と多くの来場者で埋め尽くされました。
(写真左から:和田隊員、Goroka Trek & Tours見形さん、小山隊員)
今回は、以前参加したゴロカフラワーショー(2026年 第4回ゴロカフラワーショー(04th Goroka Flower Show 2026) | パプアニューギニア便り(パプアニューギニア事務所) | JICA海外協力隊の世界日記)と同様に、環境教育隊員の和田隊員とともに、イベント運営のボランティアとして参加しました。
ゴロカショーには、地域の方々だけでなく、国内外から多くの観光客やメディア関係者が訪れます。写真や動画を撮影する機会も非常に多いため、今回は開催前の準備の一つとして、会場内での写真・動画撮影に関する案内文を作成しました。

案内文では、メディア関係者による撮影が行われることに加え、個人での写真・動画撮影やSNS等への掲載についても、被写体となる方々のプライバシー、尊厳、文化を尊重するよう呼びかけました。特に、センシティブな内容や、相手にネガティブな印象を与える可能性のある内容を掲載する際には、事前に本人の了承を得ることなどを記載しました。作成した案内文は、Goroka Trek & Tours見形さんを通じてゴロカショーの運営委員会に内容を確認いただき、許可を得た上で会場内に掲示していただきました。
写真や動画は、パプアニューギニアの魅力的な文化を広く伝える大切な手段です。一方で、その文化を担う一人ひとりへの敬意を忘れないことも重要です。今回の案内作成を通して、文化を「発信すること」と「尊重すること」の両方について改めて考える機会になりました。
また、開催前には、当日使用する入場チケットの準備作業にも参加しました。大規模なイベントの裏側では、多くの人が事前準備を積み重ねていることを知る貴重な経験となりました。
当日は、会場入り口で入場者のチケット確認と来場者への案内を担当しました。
次々と訪れる多くの来場者を迎えながら、運営スタッフの方々と協力して対応しました。普段は博物館で活動しているため、このような大規模イベントの運営に直接関わる機会は多くありません。実際にイベントを支える側に立つことで、来場者からは見えにくい準備や運営の重要性についても学ぶことができました。
今回特に印象に残ったのは、ゴロカショーを単に観客として楽しむだけでなく、地域の方々と一緒にイベントを支える立場で参加できたことです。
準備段階でのチケット作業、写真・動画撮影に関する案内の作成、そして当日の入場対応など、一つひとつの作業はイベント全体の中では小さな役割ですが、多くの人の協力によって一つの大きなイベントが成り立っていることを実感しました。
私の配属先であるJ.K. McCarthy Museumも、地域の文化や歴史を保存し、次の世代へ伝えていく役割を担っています。博物館で保存されている文化資料を見ることと、ゴロカショーで今まさに受け継がれている文化を目の前で見ること。この二つを経験することで、文化とは過去のものを保存するだけではなく、現在を生きる人々によって受け継がれ、表現され続けているものなのだと改めて感じました。
今後も、地域の行事や他の隊員の活動に積極的に関わりながら、そこで得た人とのつながりや学びを、J.K. McCarthy Museumでの活動にも生かしていきたいと思います。
SHARE





