2026/10/08 Thu
活動
「この案内図が役立った」-クルーズ客船の寄港を通して

こんにちは。2026年6月よりミルンベイ州アロタウ市にある同州政府観光局(以下、観光局)に配属されている西垣俊一です。
私が観光局に配属された週に大型クルーズ客船が寄港したときのお話は以前させていただきましたが、その約2か月後の2026年8月22日に客船が寄港しました。今回も、前回寄港した時と同じ、乗客定員2,600人の大型船「Carnival Encounter」でした。

2か月前に初めて客船寄港に立ち会ったときに感じたことは、埠頭に設置した観光案内ブースに観光案内図が全くなかったことです。乗客は下船した時にもし案内図があれば、この街にはどういう観光名所や施設があるか、そこまで歩いてどれくらい時間がかかるかが一目でわかります。さらに、乗客が市内周遊の時間を計算できるだけでなく、行きたいところへ効率的に移動することができます。それによって、買いたいものを買うことができ、地域での消費にもつながるという好循環が生まれると思っています。
今回の客船寄港に合わせて、事前に手書きの案内図を作成しました。このアロタウに来てから2か月のうちに、市内中心部を歩いてまわり、主要施設間の徒歩での所要時間を把握したので、それを地図にあらわすことができました。

寄港当日、手書きの案内図を掲示したところ、数十人の乗客が参考にしてくれて、ほとんどの方がスマートフォンで撮っていました。その様子を観光局のスタッフも見て、案内図の必要性を感じてくれたと思います。ある乗客が客船に帰ってきたときに私に「この案内図が役立った」と声をかけてくれて、昨年まで境港で観光業に携わってきた経験がついに生かされたのだなあと思い、とても心が温まりました。
ただ、街は毎日変わっていくように、観光案内図も定期的に情報を修正していく必要があります。さらに、今回作成した案内図から、どのような情報を加えればいいのか、または修正したほうがいいのかを考えて、次回の11月の客船寄港での観光案内に反映させようと思います。
SHARE





