2025/10/01 Wed
生活 観光
村で見つけた「小さな幸せ」
Apinun (トクピジン語でこんにちは)!青少年活動でオロ州ポポンデッタに派遣されているYuです。
今回は、私が任地のポポンデッタ市から車で約1時間の場所にある ブナ村 で過ごした2泊3日の体験をお届けします。
村での暮らし
到着までの道のりはデコボコ道の連続でしたが、たどり着いた村には、
壁のない開放的な家や広大な自然が広がっていました。
便利さとは程遠い環境ですが、人々はいつも笑顔で、
とても穏やかに暮らしています。
ここに連れてきてくれた大家さんの
「これが本当のパプアニューギニアの暮らしだ」という言葉に
私も深くうなずきました。
暮らしの工夫と自然の恵み
宿泊したゲストハウスは竹で作られ、蚊帳や簡易的な水洗トイレも完備。
井戸水は驚くほど澄んでいて、自然の恵みを直接いただく心地よさを実感しました。
ココナッツを割って飲む体験も村ならではで、まさに最高の「ウェルカムドリンク」でした。
歴史の記憶
ブナ村は第二次世界大戦中に激戦地となった場所でもあります。
村の小学校には爆弾の跡や戦闘機の部品が残されており、戦いの記録が石碑に刻まれていました。
静かな村の風景の中に、歴史の重みを感じさせられます。
村の営み
滞在中には豚の解体にも立ち会いました。
鼻から尻尾まで全てを無駄なく調理し、感謝していただく自給自足の食文化に触れることで
食のありがたさを改めて学びました。
小さな幸せを感じた日々
限られたものしかない暮らしの中で、人々は工夫しながら新しいものを生み出し、
小さな出来事に幸せを見つけています。
便利な町の生活では気づきにくい「本当の豊かさ」を体感できた旅でした。
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