2025/05/22 Thu
小学校 活動
町をきれいに、未来を変える--子どもたちと挑んだ清掃活動


Apinun (トクピジン語でこんにちは)!青少年活動でオロ州ポポンデッタに派遣されているYuです。
環境問題について学んできた子どもたち。 その集大成として、学校を飛び出し、町の中心地に向かってゴミ拾いを行いました。
教室の学びを、町のゴミ拾いへ!
環境問題について学んできた子どもたち。
その集大成として、学校を飛び出し、町の中心地に向かってゴミ拾いを行いました。
校門を出た瞬間から、道端には大量のプラスチックごみ。
「プラスチックは土に分解されない」と学んだ子どもたちは、小さなごみも一つずつ拾い集めました。
途中からは自治体の担当者や地域ボランティアも加わり、総勢100人以上に、
集まったごみは20袋以上にのぼり、子どもたちは一生懸命町をきれいにしてくれました。
声を届ける、広げる
清掃活動に先立ち、地域ラジオ局にも出演し、ボランティア活動やゴミ拾いの意義を広く発信しました。
放送を聞いた多くの住民が、活動への理解と協力の意志を示してくれたことは、大きな励みとなりました。
町をきれいにするためには、行動するだけでなく、周囲に「伝える」ことも大切だと実感した場面でした。
「ゴミを生まれ変わらせる」!
清掃活動の後は、他地域の協力隊員たちとZoomをつなぎ、リモート環境授業を実施しました。
「ゴミを減らす、再利用する、リサイクルする」3Rの取り組みや、
生ごみを堆肥に変えるコンポストづくりを学びました。
実際にコンポスト作りにも挑戦し、数日後にはごみが小さくなっている変化に子どもたちも驚き!
ゴミ問題に対して「減らす」「再利用する」視点を持つきっかけとなりました。
学びが行動につながり、行動が新たな気づきを生む。
環境授業の中で、子どもたちの意識も少しずつ変わり始めています。
これからも、小さな一歩を積み重ねながら、子どもたちと一緒に未来をつくっていきたいと思います!
この記事について、もっと詳細を知りたい方はこちら→WANTIM 15号
写真や動画はこちら → @briidge_png_jpn(Instagram)
他のPNG隊員の記事 → JICA海外協力隊 世界日記(パプアニューギニア)
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