JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

アロタウ小学校の独立記念祭に参加!①/ KOKIの活動日記/ 環境教育

Kokoyabi! (ミシマ語でこんにちは!)

アロタウ市役所で環境教育隊員として活動している”KOKI”です!

9/16はパプアニューギニアの独立記念日でした!
それに向けて、僕が授業をしているアロタウ小学校でも独立記念祭が開催されました!
このお祭りは1週間ずっと開催され、ダンスやゲームなど様々なイベントが開催されます。
今回の記事では、そちらの様子を紹介していきます!
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↑こちらの写真は開会式の様子です。生徒たちは全員国旗の色の服を着ています。

サムネにもなっているこちらの写真は、僕が生徒たちと「南中ソーラン」を踊った様子です。
学年ごとにダンスを披露していくのですが、校長の勧めで日本のダンスを踊らせてもらいました。
僕が担当している4年生の子達と踊ったのですが、「ドッコイショ!」「ソーラン!」と一緒に叫びながら
踊ることができ、最高の思い出を作ることができました。

衣装は日本のダンスということで「半被」を着用しました。僕は地元のお祭りの半被を、生徒たちは
学校スタッフの方に全員分作ってもらいました。生徒100人分はかなり骨の折れる作業だったと思いますが、
綺麗に作ってくれたスタッフに感謝です!!
IMG_1970.jpg
↑生徒が着ている半被。独立記念祭のため国旗カラーに。

練習期間は1ヶ月程度でしたが、パプアの子どもたちのダンスを覚える速さは尋常ではなく、1回の授業で、基本動作を覚えていて驚きました。
先生たちにこの驚きを伝えると、「私たちはダンスネイティブだから」と当然の様子で、日頃から伝統文化に触れているパプア人の
すごさをまたひとつ感じることができました。

ダンスの他にも、アート作品の展示がありました。ここでは、日本文化の紹介も兼ねて、4年生の生徒たちと「折り紙」に挑戦しました。
独立記念にちなみ、折り紙で「鳥」を折り、国旗のカラーである赤・黄・黒の3色で彩り、国鳥の「極楽鳥」を表現しました。

僕の見本を参考にして塗る子、極楽鳥の写真を見て正確に塗る子、羽に国旗を描く子など、それぞれの個性が光る作品が完成しました。

今年はパプアニューギニア独立50周年の節目にあたる記念すべき式典でした。その中で、日本文化を紹介させてもらえたことは大変光栄なことだと感じています。
次回は、引き続き独立記念祭の紹介です。実は、とある部族の仲間入りをしてきたので、その様子をお届けします。

◇◆お知らせ◆◇ 2025年度秋募集が始まりました!
(応募期間:2025年9月12日(金)~ 10月14日(火)日本時間正午)

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自分の力を、誰かのために」 「異文化の中で、本気のチャレンジを
そんな思いを胸に、世界に飛び出すチャンスがここにあります。

パプアニューギニアで挑戦しませんか?
豊かな自然、人々の笑顔、そして皆さんの力を必要とする現場が待っています。

現在、この記事を書いてくれたKOKIさんの後任者の募集が行われています。
主な活動は、任地の小学校で環境教育の授業を行い、
子どもたちにごみの分別や自然保護の大切さを伝えるほか、
教材づくりや教員との協力を通じて持続的な学びを広げていく活動です。
要望調査票へのリンク

小さな一歩が、大きな変化を生みます。
ぜひ、この機会に挑戦してみませんか?
[募集要項はこちら]
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