JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

任地紹介 ラバウル/コミュニティ開発

Youro! (hey,bay,okといったニュアンスの挨拶。いつでも使える。) ラバウル郡開発事務所で活動しているコミュニティ開発隊員の長谷川です。今日は、ラバウルの任地紹介です。


ラバウルは太平洋戦争の激戦地の一つとして有名です。少し上の世代の方はラバウルと聞くと、とある小唄を最初に思い浮かべるとか。

写真は、小高い丘からの眺め。左手にある火山が30年ほど前に大噴火し、ラバウル地域に甚大な被害をもたらしました。

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戦跡、おそらく旧日本軍の戦車の残骸。

日本が太平洋戦争時に占領していたにも関わらず、地域の人たちの日本人への感情は非常に好意的です。

活動地域の一つ「Watom島」。島の砂浜には、毎日島を往復する多くの船が停泊しています。

004.jpg主要輸出産品のバルサ木材。節が少なくまっすぐに育ちやすい。強度は低いが軽くて扱いやすいため、主にマレーシアなどに出荷され、マッチや模型の原料として使用されます。

主要輸出産品のカカオ。ラバウルのカカオは乾燥にスモークを使用しているので日本人の嗜好性には合わず、現在ほとんど日本向けに輸出されてはいないです。

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輸出産品のココナッツ。乾燥させたのちに、中東のドバイなどに向けて輸出されます。こちらもカカオ同様パプアニューギニアでは乾燥させる際に燻しているためスモーキーな香りがついてしまうので、化粧品などの用途としては好まれないそうです。そのため、市場価格としては天日乾燥させたココナッツのほうが高いそうです。

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