JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

ローカル探訪記 マナミロ村編(Manamiro Village)/野菜栽培

Apinun(ピジン語:こんにちは)。PNG野菜栽培隊員の鈴木です。
ソゲリ地区のイアロワリ農業工業高校で職業訓練として農業を指導しています。


休日にソゲリ地区のマナミロ村にある、ロックアートを訪ねたのでご紹介します。
マナミロ村はソゲリ地区に位置して、家から車で15分・職場から10分です。

スタート地点はIarocry Rapids と呼ばれるレジャー施設です。
そこから、木でできた橋を渡ります。

とても頑丈!! 85kgの私でも渡れます!!

このローカル感が私は大好きです。ブッシュロープで固定され、釘は最低限でした。
利用されている木材は硬く直線のため、家の基礎に利用されたりもします。

黄色のロープは観光客の安全を考慮し対岸の木と結んであり、手すりの役割です。
ブッシュロープのロープワークと似た手法がみられます。

003.jpg

熱帯雨林をかき分けて、川を渡り、アドベンチャーそのもの!!

現地の方は裸足ですが、私はサンダルです。
足元で注意が必要なのは、です。猛毒をもっている種類もいます。
現地の人も咬まれたら、すぐに死んでしまうと豪語するほどです。

沖縄で生活した時のハブを思い出します。

1時間ほど歩いた先にロックアートを発見!!

岩肌に描かれた奇妙な模様。一体どんな目的でなぜ描かれたのでしょうか。
ポポンデッタのタパクロスを彷彿する模様です。

005.jpg

赤は土、白は樹液が利用されています。
また、これらはセントラル州のリゴ地区でも発見されているようです。

1950年の文献に残っている程度で、まだあまり解明されていないようです。

グーグルで検索をかけましたが、良い情報は見つかりませんでした。
パプアニューギニアについてはグーグル先生もお手上げみたいですね。

私の推測ですが、何か言語のような役割を果たしている気がしました。
1年半住んで得た直感です。興味深いです。

※タパクロスとは、木の樹皮から作られた布で、独特の文様が施されてます。

>>鈴木隊員(野菜栽培)の活動の様子はこちらにもあります。(JICA PNG事務所のホームページ)

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