JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

「種をまく」ということ。

こんにちは!
パプアニューギニアで小学校教育隊員として活動している小山拓真です。

先日、パプアニューギニアの教員養成校で、これから先生になる学生の皆さんに向けて、お話をする機会をいただきました。

日本から突然やってきた私が、パプアニューギニアの未来の先生たちを前に、自分の教員経験について話す。

「自分の話が、本当に誰かの役に立つのだろうか。」

そんな不安を抱えながら、講演が始まりました。

それでも、学生の皆さんはとても真剣に話を聞いてくれました。うなずきながら聞いてくれる姿や、メモを取る姿を見ているうちに、少しずつ緊張もほぐれていきました。

そして講演が終わると、たくさんの質問が。

「日本ではどんな授業をしていますか?」
「子どもたちとどうやって関係をつくりますか?」

一つひとつの質問から、これから先生になることへの思いや、教育に対する熱意が伝わってきました。

さらに、講演後に一人の方が声をかけてくれました。

「子どもの頃、協力隊の人に授業をしてもらったことがあります。今でも、とても印象に残っています。」

その言葉が、とても心に残りました。

自分が今、子どもたちにしていることも、すぐに結果が見えるわけではありません。

けれど、何気ない授業や交流が、誰かの記憶に残り、いつか未来につながっていくことがある。

そう考えると、協力隊の活動は、未来への種をまくような活動なのかもしれないと感じました。

その種がどんな花を咲かせるのかを見ることは、自分にはできないのかもしれません。

だからこそ、結果を求めすぎるのではなく、目の前の人との出会いを大切にして、一つひとつ誠実に向き合っていきたいと思います。

今回、講演をする機会をいただいたことで、学生の皆さんからたくさんの刺激をもらいました。

「伝えるために来た」と思っていた自分が、気づけばたくさんのことを教えてもらっていた。

そんなことを感じた、嬉しい一日でした。

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●PNG事務所からのお知らせ
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次にこの活動を引き継ぐのは、あなたかもしれません。

パプアニューギニアでは、2026年秋募集(受付期間:9月2日~10月2日)の要請案件を募集中です。
保健医療、教育、コミュニティ開発など様々な分野で、現地の仲間とともに地域課題の解決に取り組むことができます。

●教育関連の案件はこちら
小学校教育(指導経験 2年以上/教諭免許(校種・教科不問)★現地の小学校の子供達に算数を教えます。
青少年活動(教員免許があると望ましい)★現地の小学校での活動です 
体育(教員経験3年以上、競技経験2年以上/教諭免許(校種・教科不問)★体育の教員養成を行います。

●医療関連の案件はこちら
医療機器(実務経験5年以上)★州立病院で活動します。

●環境関連の案件はこちら
環境教育(環境関連活動の経験や知識があると望ましい)★地元の小学校を巡回しながら環境教育を行います。

「自分も挑戦してみたい」と感じた方は、ぜひ募集要項をご覧ください。

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