JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

Goroka Technical Collegeに着任しました

 2024年度3次隊・PCインストラクターとしてパプアニューギニアに派遣中の田島和昭です。5月22日に任地のゴロカテクニカルカレッジに着任しました。住居はカレッジ内の職員宿舎です。職種はPCインストラクターですが、IT Departmentに所属して、ネットワークの管理・メンテナンス、IT全般のトラブルシューティング、PCの修理等を同僚2名と一緒に担当することになりました。

 カレッジでのスケジュールは、勤務時間は午前8時から午後4時で、10時から10時30分にスタッフミーティング(職員会議)があり、12時30分から2時までが昼休みです。基本的にはIT Departmentのオフィスに詰めて、職員や学生からの要望への対応やトラブルシューティング、PCの修理等を行います。

 カレッジ内にはコンピュータルーム(PCが設置された教室)が5つあり、各教室には24台のPCが設置されています。各教室のPCはイントラネットでサーバに接続されています。

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 ゴロカ市では頻繁に停電が発生します。サーバはUPSでバックアップされていて、且つ停電後短時間で非常用発電機から給電されるので、ダウンすることはありませんが、停電が発生すると何台かのPCがサーバにつながらなくなります。時間が経つと復旧したり、LANケーブルを抜き差ししたりするとつながることが大半ですが、LANスイッチの電源をオフ・オンしなければならないこともあるとのことです。現在は経験則で復旧作業を行っているようですが、原因を究明して、復旧作業のマニュアル化ができればと思っています。

 先日デスクトップPCを1台修理しました。修理といっても部品レベルの修理まではできないので、故障しているPCから正常なユニットを集めて1台を復旧させるという手法です。電源ユニットが正常なPCに、メモリ→HDD→CPUの順で交換したところCPUの交換で立ち上がるようになりました。(写真は交換したCPUと立ち上がるようになったデスクトップPC)

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 カレッジでは毎週火曜日10時から全校朝礼が行われています。着任後最初の朝礼で学生の前で紹介していただきました。写真は着任後2回目の朝礼で校長先生が「教科書を読み込むことが基本です。そこからすべてが始まります。」という主旨の話をされていました。

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今後もカレッジでの活動をレポートしていきたいと思います。

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