2025/10/15 Wed
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Site Immersionってこんな感じだったのか・・・


フィリピン障害児・者支援隊員のMarisuです。
イロイロ州レオン町にある特別支援センターで、就労支援活動を行う予定です。
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私たちB182隊次は、マニラでの派遣後研修も残りわずかとなり、
いよいよ各任地での活動が目前に迫ってきました。
その前段階として、4泊5日の「Site Immersion(任地視察)」に行ってきました。
私の任地・レオン町は、イロイロ空港から車で約1時間の場所にあり、
フィリピンの穏やかな田舎の風景と、ほどよい利便性が共存する素敵な町です。
空港からはカウンターパート(CP)と一緒に配属先の小学校へ向かいました。
校門に近づくと、軽快な楽器の音が聞こえはじめ、
校内では生徒や先生たちが花道のように並んで大歓迎!
車を降りた瞬間、黄色い歓声と笑顔に包まれ、私の担当クラスの生徒たちが
手作りの大きな旗を掲げて出迎えてくれました。 その旗には私の証明写真がドーンと貼られており、
フィリピンらしいユーモアに思わず笑ってしまいました(笑)。
ちょうどその日は学校の「スポーツフェスタ」が開催中で、
バレーボールや陸上、ボッチェ、チェスなど、様々な競技で大盛り上がり!
授業はお休みで、生徒も先生も一丸となって応援や参加を楽しんでいました。
翌日は、これから2年間過ごす予定の住居をCPと一緒に内見し、大家さんとも打ち合わせ。
生活のイメージが少しずつ湧いてきました。
10月3日(金)の3日目は、ちょうど フィリピンのTeachers’ Day。
午前中は学校見学を行い、午後からはイロイロ市で開催されたTeachers’ Dayイベントに参加しました。


イベントは歌手隊の方々による国家斉唱やカラオケ定番ソングからスタートし、
先生たちも大熱唱! その後、市長や教育長のスピーチを挟み、
会場では「Lucky Draw(くじ引き)」大会が次々と行われ、大盛り上がりでした。


また、任地視察中には ホームステイ の日もあり、現地の家庭での暮らしを体験しました。
CPや先生方、ホストファミリーが毎日いろんな場所へ連れ出してくれ、
朝から晩まで一緒に過ごすフィリピンのホスピタリティには本当に驚かされました。
ただ、休日でも朝7時半には活動スタートというスケジュールには少しびっくり。
「なんでフィリピンの人たちは休みの日も朝からそんなに元気なの?」とCPに聞いたところ、
「フィリピン人は予定をぎっしり詰めるのが好きなのよ」と笑っていました。
4泊5日のSite Immersion(任地視察)を通して感じたのは、
フィリピンの人々の圧倒的なホスピタリティとおしゃべり好きな明るさ、
そして“朝が早い文化”でした(笑)。
これから始まる任地生活がますます楽しみです!
Everyone, Palong!(パローン:現地語で“Take care!”)
【 Marisu / 障害児・者支援 】
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