JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

~日本の勤務校の6年生と任地の3年生とのオンライン交流~

フィリピン(小学校教育)隊員のMayuminです。

セブ州ミングラリニア町にある小学校で、算数を教えています。

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3月下旬、私が以前担任していた日本の小学校6年生と、

任地であるフィリピンの小学校3年生とのオンライン交流を行いました。


日本の6年生は、交流の前からフィリピンやJICAについて事前学習を行い、

この日を楽しみにしていました。


JICAについては、6年生の社会科で3学期に学習します。

また、JICA海外協力隊の活動を題材にした学習も、3学期の道徳の授業で取り上げられています。

そのため、子どもたちはJICAや国際協力について関心を持ちながら交流に臨んでくれました。


質問を考えたり、フィリピンの文化や学校生活について調べたりするなど、

交流への準備も進めてくれていました。


一方、フィリピンの子どもたちも日本の子どもたちとの交流を楽しみにしていました。


しかし当日、任地の学校は急遽休校となりました。

予定どおり実施できるか心配しましたが、

交流への参加を希望した約10名の児童が集まり、無事にオンライン交流を行うことができました。

画面の向こうに日本の子どもたちの顔が映ると、

フィリピンの子どもたちの表情も自然と明るくなりました。

交流では、まず私からJICAについて紹介しました。

JICAの活動内容や日本とフィリピンのつながり、そして現在行っている活動について話しました。

 
続いて、任地の学校の様子や子どもたちの学校生活について紹介しました。

また、日本とフィリピンの教育の違いについても話し、

お互いの学校生活の共通点や違いについて理解を深めることができました。


交流の中で最も盛り上がったのは質問コーナーです。


「好きな食べ物は何ですか?」


「好きな教科は何ですか?」


「好きなスポーツは何ですか?」


など、「何が好きですか?」という質問が次々と出されました。


特にアニメの話題になると、子どもたちは一気に打ち解けました。

日本とフィリピンの両方で人気のあるアニメの名前が次々と挙がり、

「私も好き!」「それ見ているよ!」と笑顔で話す姿が見られました。

国や言葉が違っても、共通の話題があることで心の距離がぐっと縮まることを感じました。


日本側では休み時間になっても会話が続き、交流を終えるのが惜しいほどの盛り上がりでした。

画面越しの質問コーナー(モザイクあり).png

質問コーナーの中で、日本の児童から

「〇〇先生(私のこと・・・)は厳しいですか?」という質問がありました。

(えっ?そんなこと聞く?(笑)・・・・。)


どのような答えが返ってくるのだろうと思っていると、

フィリピンの子どもたちは

「〇〇は、私たちのことを思って真剣に教えてくれる。そしてLOVE!」と答えてくれました。


その瞬間、日本の子どもたちから大きな歓声が上がり、画面越しに笑顔があふれました。


フィリピンでは、

「LOVE」という言葉を家族や友人だけでなく、

身近な人への感謝や親しみを表す言葉として日常的によく使います。

子どもたちの素直な言葉から、フィリピンらしい温かさを改めて感じました。

今回の交流は、

お互いの国や文化、学校生活について学ぶだけでなく、

新しい友達や考え方に出会う貴重な機会となりました。

国は違っても、子どもたちの笑顔や学びたいという気持ちは同じだと改めて感じた交流となりました。


この出会いが、日本とフィリピンの子どもたちがお互いに興味を持ち、

世界をより身近に感じるきっかけになればうれしいです。

オンライン終了後の写真.jpg

【Mayumin/小学校教育】

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