JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

可愛すぎて無理!

Mayad nga hapon!(マヤッド ンガ ハポン:キナライア語でこんにちは)
2024年度2次隊フィリピン障害児・者支援隊員のAskaです。
私はパナイ島イロイロ州の小学校にて、障害児・者クラスの先生として活動しています。
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避難訓練中に

「可愛すぎて無理!(♡-♡)」

な瞬間がありました。 私の配属先では、3か月に1回ほど避難訓練が実施されます。

特別支援クラスには、幼稚園児から中高生まで、年齢によってクラスが分かれています。

もし何かあれば約50名の子どもたちを、たった3人の先生で避難させなければなりません。

急に走り出してしまう子、なかなか外に出られない子など、

先生たちだけではとても対応しきれない場面もあります。

そこで頼りになるのが、中高生のトランジションクラスの子どもたちです。

画像2.jpg

↑手を繋いでる写真

訓練前に、先生が「あなたはAちゃんを連れて逃げて」と指示を出し、1人ひとりが役割を持って動きます。

普段は「Indi, sabad!(ちゃんとしなさい)」「Naughty boys!(いたずらっ子!)」

注意されがちな中高生たちが、

小さな子の手を引いて真剣に避難していく姿を、私はにやにやしながら眺めています。

さらに、その中高生が少し気を抜いていると、今度は幼稚園児の方が

「ちゃんと頭を守らないとだめだよ」と注意!(↑注意される前の写真)

困りながらもそれに従う中高生と、満足げな幼稚園児…。

↑注意された後の写真がこちらです。もう、どちらも可愛すぎて無理でした(笑)

次の避難訓練もきっとにやにやしながら参加する気がしています。今から楽しみです。

【 Aska/障害児・者支援 】

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