JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

けん玉隊員誕生!?

Mayad nga hapon!(マヤッド ンガ ハポン:キナライア語でこんにちは)
2024年度2次隊フィリピン障害児・者支援隊員のAskaです。
私はパナイ島イロイロ州の小学校にて、障害児・者クラスの先生として活動しています。
===============================================

子どもたちにけん玉を紹介してみたところ……大当たり!

朝学校に着くとすぐに「Mam, borrow ako!(貸して〜!)」と集まってきます。

実は、日本で働いていた頃、子どもたちのお手本として見せるために、

けん玉・ディアボロ(中国ごま)・皿まわしなど練習していました。

J I C Aの二本松訓練所でも週1のけん玉講座に参加したり…。

けん玉を始めたとき、同僚がすぐに「これは目と体の協応動作に良いね〜ナイスだよ〜」

と言ってくれて、さすがプロ!と感動しました。

文字を書いたり、はさみを使ったりすることに不器用さがある生徒たち。

こうした遊びを通じて自分の体の使い方がわかってきます。不器用さの緩和につながります✨

そして、けん玉は2つしかないので、(1つは持参、もう1つはフィリピンの通販でゲットしました!)

私から借りる → 友達と譲り合って使う 、順番を決めて使う→ 借りたものを返す

というソーシャルスキルの獲得にも◎

出来る子はちょっとコツを教えただけで「とめけん(玉を剣先に刺す技)」まであっという間にできるように!

驚くほどの集中力と真剣な表情、成功したときのドヤ顔が最高です(笑)。

生徒に負けたくなくて、私も帰宅後に近所の子と新しい技を練習中…。

フィリピンにも「ラトゥラトゥ」という似たようなおもちゃがあるそうなので、

それにも挑戦してみたいと思います!

【 Aska/障害児・者支援 】

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ