JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

みんなが主役のRecognition Program

Maayong hapon! (マーヨンハポン:こんにちは)
2024年度2次隊フィリピン障害児・者支援隊員のAskaです。
パナイ島イロイロ州にある小学校にて障害児・者クラスの先生として配属されています。
=================================

日本では新年度が始まり、また1年新たなスタートを始められた方も多いのではないでしょうか?

フィリピンでは、4月にRecognition Program (修了式)Graduation Exercises(卒業式)が行われました。

その後、生徒たちは長い2ヶ月間の夏休みに入ります。

Recognition Program(修了式) では一人ずつ賞をもらいます。

頑張ったことは一人ずつ違うので、賞の名前もその子の頑張ったことや性格を表すものになっています

例えば、積極的に活動に参加する子には

“Eger Beaver Award”:熱意満点賞

(日本語で訳すとこんな感じ?)

をあげていました。

名前と賞の名前を先生が読み上げ、メダルは保護者が生徒につけてあげます。

普段、教室で見せる表情とはまた違い、少し恥ずかしそうだけど

すごく嬉しそうでこっちまで笑顔になります。

保護者も子供たちの1年の頑張りを一緒に喜んでいました。気付いたのが、

メダルをかける保護者も、名前を呼ぶ先生も、みんながこの日の舞台に立ってるんです。

他のクラスでは保護者も賞をもらっているところもありました。

みんなが誰かを応援してて、誰かに応援されてるという感じが目に見えて伝わりました。

卒業式は、Recognition Programよりさらに華やか。

生徒はもちろん先生も保護者も、全員ドレスアップ。

伝統衣装「フィリピニャーナ」を着てメイクもしてもらいました。

私も他の先生方に混ざって卒業生の後を歩きました。

華やかな式典、4時間ほどかけて今年1年を締めくくるイベントは終了しました。

生徒に会えないのは寂しいですが新学期に向けて現地語・英語を勉強したいと思います。

Kitaay ta liwat! (キタアイ タ リワット:また会いましょう!)

【 Aska/障害児・者支援 】

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ