JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

同僚の子供の洗礼式(christening)に行ってきました。

土壌肥料隊員のAkiです。
セブ島にある農業省管轄の土壌分析室で活動しています。
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先週末、職場の同僚の赤ちゃんの洗礼式(christening)に招かれて、初めてフィリピンの

「Binyag(ビンニャッグ)」に参加しました。

教会の中は静かで、でも祝福の空気に満ちていて、家族や親戚が集まる様子がとても温かかったです。

式は神父さんの語りから始まり、両親が「この子をキリスト教徒として育てます」

と誓いを立てる場面が印象的でした。

参列者がロウソクに火を灯し、祈りを捧げる中、

神父さんが赤ちゃんの頭に聖水を注ぐ瞬間は、静かな感動がありました。

当の赤ちゃんはめちゃくちゃ泣いて迷惑そうでしたが、、

フィリピンでは「ニノン・ニナン(Ninong・Ninang)」と呼ばれる

代父母の存在がとても大切にされていて、子どもの成長を見守る役割を担うようです。

今回、私は事前にはニノンにはならないって聞いてたのですが、

終わってみればニノンに任命されていました。笑

今後、誕生日やクリスマスになにかプレゼントができればいいなと思ってます。

式のあとは、夫人の家で食事会が開かれました。

レチョンはじめフィリピンらしい食卓を囲み、祝福の余韻を楽しみました。

文化の違いに戸惑うこともあるけれど、

こうして少しずつ「わかる」瞬間が増えていくのが嬉しいなと思います。

【 Aki /土壌肥料 】

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