JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

視線が集まった、その一投〜Division Meet 2025 ボッチェ編〜

Mayad nga hapon!(マヤッド ンガ ハポン:キナライア語でこんにちは)
2024年度2次隊フィリピン障害児・者支援隊員のAskaです。
私はパナイ島イロイロ州の小学校にて、障害児・者クラスの先生として活動しています。
=======================================

District Meet(地区大会)が終わり、次はいよいよ Division Meet 2025(州大会)

4校の地区代表が集まり、混合チームで挑みました。

大会前から私たちの学校で合同練習が行われ、私は審判をしたり、

的を狙う練習に参加したりしながらサポートしてました。

(練習風景。しかし州大会は球の大きさも違うし、コートはコンクリートだし…。感覚が全く違う!)

迎えた州大会当日。Kame隊員と一緒に会場へ観戦に行きました。

私たちのチームは、男子シングル、混合ダブルス、そして団体戦で決勝に進出。

どの試合も白熱した展開でしたが、特に胸が熱くなったのは団体決勝です。

画像3.jpg試合は序盤から苦しい展開で、スコアは2−6

「もうだめかもしれない…」と誰もが思ったその瞬間、

最後のエンドで一気に4点を獲得し、同点でタイブレイクへ!!

まさに首の皮一枚つながる形でしたが、見事に勝利を掴み取りました。

(推し選手、勝負をひっくり返した一投の主!)

ボッチェのトーナメントでは、一度負けても再試合ができるというルールがあります。

決勝の相手はここまで無敗で勝ち上がってきた強豪チーム。

再び行われた決勝戦では惜しくも敗れ、結果は準優勝となりました。

それでも、最後まで諦めずに戦い抜いた選手たちの姿を、心から誇らしく思います。

画像5.jpg(国際試合(笑)の対戦相手)

おまけとして、フィリピンVSジャパンの国際試合として、

私たち自身もボッチェの試合に参加させてもらいました。結果は…見事勝利!

なんとこの様子が、なんとレイテ島のてらにん隊員のところにも届いていたそうです(笑)。

次回は陸上競技編です。

ボッチェとはまた違ったドラマと面白さが詰まっていますので、ぜひそちらもご覧ください。

【 Aska/障害児・者支援 】

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ