JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

EVRAA2026 〜スポーツのチカラ〜

Maupay nga gab-i ! (ワライワライ語で「こんばんは!」)
フィリピン 障害児・者支援隊員の てらにん です。
レイテ島 アランアランにある小学校 特別支援センターの教員として活動しています。

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3月初旬に、

レイテ島 City of Bay -bayで開催されたスポーツ大会

に参加してきました。
配属先のSNEDクラス(日本で言うと『支援学級』)の生徒が、パラスポーツのボッチェと陸上の選手が出場するため、一緒に帯同させてもらいました。


EVRAAは、Eastern Visayas Regional Athletic Associationの略で、

この大会で優勝することができれば、全国大会への出場権が得られます。

これは、任地アランアランの選手と先生・コーチの集合写真です。

パラスポーツの選手の他にも、小学校のバドミントン、中学・高校のバレーボール、チェスなどの選手がいました。
中央に写っているのは、アランアランの町長です。

選手とコーチは、町長からお金をもらいました。

私は、パラスポーツの陸上競技に出場する選手を対象に、

学校での練習や本番前のウォーミングアップを任せていただきました。


選手たちは、100M・200M・400Mの走競技、砲丸投げのようなShot Put、走り幅跳びの競技に参加しました。
ボッチェでは、ソロ、ペア、グループとそれぞれ競技が行われました。
仲間にハイタッチをして励ます姿。

試合に負けても、笑顔で相手に拍手を送る姿。

待っている間に、会話をして、友達ができた選手。


年齢、障がい種、さらには言葉も超えて、つながる選手たちの姿を見て、心がジーンとしました。


【レイテ島・サマール島・ビリラン島の選手が集まる今大会では、ワライワライ語(サマール島・レイテ島の一部)・ビサヤ語(レイテ島の大半・ビリラン島)の2つの言語の話者が集まりました。】

スクリーンショット 2026-04-12 114326.pngパラスポーツの合間に、配属先の生徒が出ているバドミントンや任地の中学・高校のバレーボールの試合を観に行きました。
日本の小学校で教員をしていた頃から、子どもたちの参加するスポーツクラブの試合やダンスの発表会などを観に行くことを大切にしていました。
それは、

子どもたちの普段とは異なる別の一面が見れるからで

真剣な表情仲間を励ます姿ベンチから精一杯の声援を送る姿…など。

全力で力を出し切るアスリートたちに、沢山のパワーをもらえました。

このEVRAAは、パラスポーツのみの大会ではありません。
大会期間中、配属先のレギュラークラス在籍のある選手とSNEDクラス在籍のある選手が、

廊下ですれ違うたびにハイタッチをしていました。

普段、同じ敷地内にあるとはいえ、関わりが多いとは言えない、レギュラークラスとSNEDクラス。

ですが、偶然それぞれのクラスの教室の場所が近く、普段から顔を合わせていたようです。

レギュラークラスとSNEDクラスがバラバラの敷地であれば、
今回の大会がパラスポーツ単体であれば、
この関わりは見られなかったでしょう。

日頃から常に考えていることなのですが、
障がいの有無に関わらず「ともに過ごすこと」の意味

について、改めて考えさせられました。
障がいの有無・ジェンダー・経済格差を超えて、人々がかかわりあうために、教育やスポーツは欠かせません。
私は、現在、フィリピン隊員の仲間とともに、障がいの有無に関わらず、すべての人が参加できるインクルーシブスポーツイベントを企画しています。

今回の大会を通して、イベントに対する思いがより一層強くなったように思います。

大会中はSenior High Schoolの校舎に宿泊しました。

個人的には、

朝3時半からの水バケツシャワーとか、

みんなで地べたで寝るとか、

ご飯を手袋をつけた手で食べるとか…

私のフィリピン経験値またグーンとUPした、

一種のトレーニング期間になりました(笑)


一つの高校にレイテ州の選手が宿泊しており、多くの素敵な出会いが得られました。


私がこの大会に参加するにあたって、沢山の方々がサポートしてくださりました。
ありがとうございました!

EVRAAに参加した子どもたちへのご褒美は、・・・・・

もちろん、Jollibeeでした!!


【 てらにん/障害児・者支援 】

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