JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

離れて気づくフィリピンのいいところ

フィリピン栄養士隊員のうっちーです。
ボホール島ロアイ町にある地域保健事務所で子どもの栄養改善を行います。
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8月に2週間ほど、休暇をいただき私事任国外旅行で日本へ一時帰国をしてきました。
今日は、日本に帰るまでに感じたこととプチハプニングを紹介していきます。

まず、私の任地から近い

ボホール・パングラオ空港からスタート!

フィリピンで初めてのエコ・エアポートであるこちらの国際空港は、
2018年に日本のODAにより建設されました。

写真2.jpg

空港内のトイレは、日本企業のトイレが使われており、
少しだけ「日本」が感じられるのが嬉しいです。(※さすがに、トイレの写真はありません…)

また、こちらの国際空港は「国際空港」といっても韓国への直行便しかありません。
そのためボホール空港から日本へ行くには、通常首都マニラを経由しますが、
せっかくなので、今回はボホール空港から出国してみたい!と思い、
韓国経由にて日本へ一時帰国することにしました!

夜0時05分発のフライトに乗るべく、夕方16時に自宅を出発し、
(夜間の都市間の移動は安全上、推奨されていないため早めに出発。)
空港近くの日本食料理店で夜ご飯を食べるもの、あまりにもやることがなかったため
19時半に空港に到着し、空港内で待つことにしました。
空港入り口で、Eチケットと身分証明書を提示すると、まさかのセキュリティーガードに止められ、
「21時まで、空港内に入れません」と言われてしまいました。

空港内の駐車場の中にある、軒下のお店で1時間半待機させてもらいました。
(むしろ、ここしか待つ場所ありません。)

ボホール空港で国際線利用されるみなさん!!
空港へ早く着きすぎると入れない可能性があるため、
フライト時間3時間以上前には到着しないようにしましょう。

無事、韓国へ入国し、1日ソウル市内を観光しました。
私は、ハングル文字が全くわからなかったので、乗るべきバスを間違える、
電車は反対路線に乗るなど失敗ばかりでした。

何度か失敗しているうちに、フィリピンに来た当初の生活を思い出し、
現地の人へ聞いてから乗車しよう!と「この電車は、ソウル駅にいきますか?」と英語で確認するも
「うん、行くよ!」と言われて乗って安堵すると、なぜか現在地がソウル駅方面から遠ざかる…。
このようなことが何度かあったので、最終的に現地の人へ聞くことを諦めました。

写真4.jpeg私は、バスやジプニーへ乗車前に行き先を確認してから乗るようにしています。
私が不安そうな顔をしていると、他の乗客が話しかけてくれて、
行き先が合っていることを確認・教えてくれます。
(1人に聞いたのに、なぜか3人くらい親身に話を聞いてくれる)写真5.jpg(この前、同じボホール島内の隊員の任地へ行くときも、私の顔が不安げだったのか
隣の席の乗客が私の降車場所を最後まで気にしてくれました。)

韓国へ着いて数時間で、無意識のうちにフィリピンと比較していたこと。
そして、フィリピン人の無条件の親切心が当たり前のように感じていたことがよく分かりました。

本当に、いつも親切にしてくれるフィリピン人の皆様ありがとう!!

一時離れたからこそ知ることができた、フィリピンのいいところ「人の優しさ」でした。

Buotan ang mga tawo ボオタン アン マガ タオ 
(セブアノ語で 、みなさん親切です。)

【 うっちー/栄養士 】

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