JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

フィリピンに戸惑う

Ma Ayadayad nga Odtro agahon
(“マ アヤッドアヤッド ンガ オッドトロ アドラオ” 任地のアクラノン語で、こんにちは。)
フィリピン防災・災害対策隊員のSakaです!
パナイ島 カリボ町役場で、防災・災害対策を行っています。
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フィリピンへ来る前、どんな異文化に出会うのだろうとワクワクしたことがあります。

とは言え、毎日を毎日としてここで過ごしていると
そういった目新しい発見やワクワクといったものも薄れていくので驚きです。

ところで、みなさんは、自身の特別なルーティンやルールってありますか?

フィリピンでは、
リュックサックや他店で購入したビニール袋などの手荷物は、お店の入口付近にある手荷物預かり所で、
預けてから入店することが求められます。

これは、万引き防止や爆発物などを店内に持ち込ませない
防犯面としての意味合いでの文化なのだと思うのですが、時として、非常に面倒なことが起こります。

お店の入口で警備員に木の棒で荷物の中身を確認され、
特例としてノートパソコンを持っている場合はそのまま店内へ入れる場合もあるし、
別なお店ではパソコンを持っていたとしても手荷物預かり所で預けなければならないというような
各店舗でのローカルルールが存在するため、入口と手荷物預かり所を右往左往することもよくあります。

さらに、私の任地のあるお店では、

帽子をも預けなければならないというルールが存在します。

え、これ、なんで?と思いませんか?
警備員に聞いたところ、「帽子被ってたら、顔が判別できないじゃん!」

いーや…判別する必要ある、か?笑
フィリピン特有の顧客満足度的なこと?笑

JICA事務所のフィリピン人スタッフに聞いたところ
「初耳だわ、その地域特有の文化なんじゃない? 笑」とのこと。

「郷に入っては郷に従え」というけれど、疑うべきは自身の持つ当たり前なのかも。
疑う前に信じて飛び込、というフィリピンからのメッセージなのかもしれません。

にしても、フィリピンの手荷物預かり所なんでいつもあんなに混んでるの、
スタッフ増やして!と一言言いたい。

「Meron ba kayong laptop ?
(“メロン バカヨン ラップトップ?” タガログ語で、ノートPC お持ちですか?)」

【 Saka/防災・災害対策 】

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