JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

Daghan rice(たくさんのご飯) と上手に付き合う方法

Maayong hapon!(セブアノ語でこんにちは!)
フィリピン栄養士隊員のうっちーです。
ボホール島ロアイ町にある地域保健事務所で子どもの栄養改善を行います。
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上の写真は、先日、カウンターパートの祖母の誕生日パーティーに参加したときのものです。

フィリピン人は食べることが大好きで、

1日に3回の食事の他に、2回のスナックタイムは基本です。

(人によっては、夕食後にもスナックタイムがあり、1日にスナックタイムが3回になることも…)

スナックタイムと言っても、フィリピンではご飯(ライス)のみを食事とカウントするため、

パンやスパゲッティーなどはあくまでもスナックとして認識されます。

写真2s.jpg

※これは、スナックタイムで頂いたものです。

早めのランチかな?と思って全部食べたら、12時に他のお弁当が提供されて大変でした…。

今日は私の昼ご飯事情とご飯との付き合い方を紹介します。

フィリピン隊員のほとんどは、カリンデリアという

テイクアウトできるレストランでご飯やおかずを購入されています。

★参考記事: Lunch Time!(月)~(金)ランチ、大公開! | フィリピン便り

写真3s.jpg私の場合は、女性が多い職場ということもあり、

施設内のキッチンでご飯を作ってくださり、それをみんなで一緒に食べています。

 

沢山のご飯と濃い味つけのおかずと一緒に食べることが多いです。

もちろん、栄養士としても

もう少し味が薄い物が食べたいな…、野菜が食べたいな…と思うこともあるのですが(笑)

配属先の人たちと一緒に食べるランチの時間が好きなので、このままでいきたいと思っています。

ただ、やっぱりこの食生活を約2年続けたら、血糖値や血圧、コレステロール値はどうなるのだろう。

と気になります。 なので普段の食事で、3つのことを気を付けています。

1.フルーツは毎日摂取する。

写真5s.jpgバナナ、マンゴー、パイナップルなど美味しいフルーツが安く手に入ります。

ビタミンや食物繊維を含むので、からだの調子を整えてくれます。

2.外食、自炊の時は野菜を取り入れる。

写真6s.jpg

自分で食事を選べるときは、野菜が入っているものを購入したり、

任地でも安価なナス、ゴーヤなどを購入して料理するようにしています。

3.質の良いタンパク質を摂取する。

動物性タンパク質を摂取したいと思うとフライドチキンやソーセージなどの加工品、

魚の缶詰など簡単に手に入るのですが、塩分や脂質が気になってしまいます。

そのため、鶏卵や、揚げ物ではないローストチキンなどをを購入するようにしています。

(マーケットに行けば、生肉を購入できるのですが、私はまだ常温放置の肉を買う勇気がありません。)

私のポリシーで、同僚たちと一緒に食事をするときは、なるべく同じものを一緒に食べるようにしています。

私が、フィリピン料理を美味しい!っと言って食べていると同僚たちも嬉しそうな顔をしてくれるので、

同僚と仲を深めたい方は、まず現地のご飯を受け入れるという姿勢を持つと良いです。

そして、自分で食事を選択するときは、健康のことを少しでも考えてもらえたら嬉しいです。

追伸:
真夏真っ只中、暑さに負けそうになることもあります。
私も暑すぎて食欲がなくなり、食事量が減っているのと熱中症、
もしくは栄養不足なのかだるさを感じます。 だからこそ、、、
よく食べて、よく飲んで(水分補給大切!)、よく寝て
元気に活動していきたいと思います!

【 うっちー/栄養士 】

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