2025/12/15 Mon
文化 活動 生活
ココナッツジュースのそのあと

フィリピン野菜栽培隊員のHaloです。
セブ島の市役所で、有機農業の普及活動を行なっています。
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フィリピンでは、
ココナッツ「ブコ(Buko)」
をよく見かけます。中の液体部分はほんのり甘くて、天然のポカリスエットのような味。
飲み終わったら、やわらかい白い果肉をスプーンですくって食べるのがまたおいしい!
おいしいブコジュースに当たると、思わずテンションが上がります。

面白いのは、そのあとの“使い道”です。
ある花農家さんの家を訪ねたとき、飲み終わったココナッツの殻が
ユリの栽培容器 として再利用されていました。
中をくり抜いて鉢として使われていて、素朴なのにどこか芸術的でもありました。

さらに驚いたのは、
ココナッツの殻が燃料にもなるということ。
屋台で売られている米粉の焼き菓子「ビビンカ(Bibingka)」は、
この殻を炭代わりにして焼かれることが多いそうです。
ビビンカは焼き立てが一番おいしいので、道端で屋台を見つけるとつい買ってしまいます。
食料としてだけでなく、花の鉢にもなり、お菓子を焼く燃料にもなるココナッツ。
特別な資材がなくても、身の回りのものを工夫して使う。
その発想に、フィリピンらしい「あるものを活かす精神」を感じました。
【 Halo/野菜栽培 】
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