JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

バケツで水浴び ~日本人には○○が必要?~

フィリピン栄養士隊員のうっちーです。
ボホール島ロアイ町にある地域保健事務所で子どもの栄養改善を行います。
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任地にきて、新居での生活が始まったのですが、
日本での生活を大前提に考えてしまうと、何もかもが慣れない生活でした。

(もちろん、協力隊に参加するときから日本と任地、そして首都マニラ
それぞれの生活は違うことは頭では分かっていましたが、
自分で経験してみると、やっぱり苦労するものでした。)

今日は、任地ボホール島でのライフライン事情について紹介したいとおもいます。

1.停電事情

停電は計画停電と急な停電の2つのパターンがあります。

まず、計画停電ですが、これは任地に来てすぐに体験しました。
(その時はまだ、計画停電だと知らず驚きと、いつ復活するのかと不安でした。)

そして同僚に聞いたら、ボホール島の電力会社(Boheco)の
Facebookページにて計画停電の案内が見れるとのこと!!
2~5時間くらいの停電となるので、在住者、旅行者は停電情報を確認することをおすすめします。

続いて、急な停電はいつ起こるか分からないので対策しようがありません。
ただ、急な停電も数時間使えなくなるほどの停電ではなく、
電線トラブルなどで生じたもので、20~30分で回復します。
こちらも、24時間体制で技術者が対応できる仕組みだそうです。

対策はできませんが、
「もう少ししたら、電気が使えるだろう」という気持ちと
モバイルバッテリーや、ソーラーランタンを用意しておくと安心かと思います。

写真3.jpg2.お風呂事情

写真4.jpg

フィリピンのお風呂?シャワーには、浴槽はありません。 こちらの写真は、私の部屋のお風呂です。

入居前にオーナーになんとか頼んでホットシャワー(水を温める装置)をつけてもらったのですが
こちら、水がタンクに充分に無いと作動しないようで
現在乾季真っ只中の任地では、月1回使えるか使えないか、というところです。

常夏の気候フィリピンでも、水浴びシャワーは寒すぎて震えを感じます。
そこで、赴任前に現地ボランティア調整員の方からお聞きした、

バケツにぬるま湯を作るやり方を実践しました!

1つのバケツに水を貯め、
もう1つバケツに貯めておいた水を三回に分けて沸騰させます。
それを適温になるまで混ぜていきます。
今では、1杯半のバケツの量でシャワーが浴びれるようになりました。

シャワーを浴びるためには、30分くらい準備の時間が必要ですが、
やはり適温でシャワーを浴びることで
身体への負担もストレスも減ります!!

やっぱり日本人は、温かい水が必要だ!
温泉っていいところだったなぁと感じました。
※ただし、今は毎日暑いので入りたいとは思いません。

Init karon☀️ イニット カロン
(セブアノ語で、今日は暑い です。)

【 うっちー/栄養士 】

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