JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

クラリン橋 ~JICA が任地で知られている理由~

フィリピン栄養士隊員のうっちーです。
ボホール島ロアイ町にある地域保健事務所で子どもの栄養改善を行います。
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今日は、私の任地の玄関とも言える

クラリン橋

について紹介します。

こちらの橋は2022年に日本のODA による道路改良、保全事業の一環として建設された橋です。

こちらの橋が完成する少し前に、旧クラリン橋が老朽化かつ

積載量過多などの原因により崩落しました。この事故により、死者も出ております。

この橋が通る道は、州都タグビラランまでつながる幹線道路で

当時、橋が通れなくなってしまったときには隣町のロボックまで遠回りしていたと聞きました。

隣町と行っても山道で5km以上先の場所なので簡単な迂回路ではありません。

先日、JICA フィリピン事務所の方もロアイ町までお越しいただき橋を確認されていました!

この橋が再び通れるようになったことで、

地元の人たちの交通網も便利になったと聞きました。

橋にはフィリピンと日本の国旗が描かれており、

私が日本からJICA のボランティアで来たことを伝えると、クラリン橋の話をしてくれます。

日本やJICA のことを任地の人にも知ってもらえること、

好意的な印象を持ってくれていることは、とても光栄です!

この橋から見れるロボック川の景色はとても最高です!

ロアイの観光スポット リバー・クルーズのレストランも見下ろすことができます。

写真4.jpg

ボホール島での観光(チョコレートヒルズ等)に行く際に通る道なので、

橋を渡る際は外の景色も注目してもらえたら嬉しいです。

ちなみに、同僚曰く、旧クラリン橋が崩落する前から、新しい橋の建設は始まっており、

古い橋はバーベキュー場として使われる予定だったとのことです。

Nindot ! ニンドット
(セブアノ語で キレイ!という意味です。)

【 うっちー/栄養士 】

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