2026/10/06 Tue
人
ゴミ問題に向き合う人たち~NGO団体とバランガイ行政との共同活動~

フィリピン・小学校教育隊員のパラかえルンです。
レイテ島デュラッグ市にある小学校で小学1年生の算数を担当しています。
=======================
今回の旅の目的は、
NGO団体とMarcelo Barangay Officials(バランガイ行政)が共同でゴミ分別問題に取り組んでいる(地球環境基金を利用)、
実際の活動の様子を見ることでした。
Marcelo Barangay Officials(バランガイ行政)を巻き込んでゴミ問題に取り組む!
すごいです!!
―どの隊員も同じ経験をしたことと思いますがー
私が任地に着任したときの一番の驚きが、
道路に散らかっているゴミの多さでした。
ゴミの種類は様々で、プラスチック製のビニル袋、お菓子の包み紙、ペットボトル等がほとんどです。
(私のカウンターパートは我々Dulag最大の問題だ!と言っております)
どれも土に還ることなく、
豪雨や台風による洪水で、ゴミは溝に流れ、
やがて小河川にたどり着き、 そして最後に海に流れていきます。
現在、フィリピンの海洋プラスチック流出量は世界シェア36%を占め、
世界第1位(2026年)です。

自分たちが出したゴミに責任をもって行動を始めたのが、
ボホールのMarcelo Barangayの皆さんでした!!
Marcelo Barangay Officialsは、定期的に一軒ずつ各家庭を回り、
分別状況のチェックをしながら、分別の指導をしていました。
各家庭では、使い捨てプラスチック容器、ペットボトル、紙類、生ゴミ等を分別し、
それぞれサック(ゴミ袋の一種)に入れたものを玄関口に出していました。

ゴミ分別活動は毎日行うものです。
しかも、特別にかっこよくて、目立つ仕事でもなく、
誰からも褒められもせず、認められるわけでもない、
とても地味な活動です。
それでも、ここまで続けてきているボホールのMarcelo Barangayの人達と、
共同者NGO団体の地道な努力に尊敬の念を抱かずにいられませんでした。
次にKatarungan Barangay で、
過去にJICA草の根技術協力事業の一環で立ち上げた
ゴミ分別と3Rsの取り組みを今も行っている
Katarungan Barangay Officialsの皆さんと話ができました。

Katarungan Barangay Officialsの方々の、
誇りと責任感あふれる様子が忘れられません。
現在、医療系ゴミの扱いに課題がある様子でした。
日本の分別状況についてたくさん質問を受けました。
最後に、小学校の庭(菜園)にある可愛い花を見てきました!
花が満開です!!
あれれ???
よーく見てください!
実は・・・・
これは全部、ペットボトルで作られたお花なのです!
校長先生が指している花もペットボトルで作られています。

学校の工作の時間を利用して皆で作ったそうです。
まるで夢のような温かい雰囲気の庭(菜園)でした。
それもそのはず、校長先生には願いがありました。
それは、
庭(菜園)を通して平和や幸せを表現することです。
確かに、庭(菜園)に来る子供たちは皆笑顔でいっぱいでした。
野菜に与える土も、
コンポストを活用して出来た腐葉土を再利用していました。
小さくて地味だけど、
大きな意義のある活動に、
こつこつと取り組んでいる人々に感謝と尊敬の気もちでいっぱいになりました。
Daghan kaayong salamat. (thank you so much)
【パラかえルン/小学校教育】
SHARE





