2026/06/17 Wed
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療養一時帰国を通して感じた感謝

Maayong adlaw(セブアノ語でこんにちは)! フィリピン・農産物加工隊員のMickeyです。
ネグロス島ドゥマゲッティ市で、中小企業の商品開発支援を行っています。
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今回は、フィリピンや活動の様子の報告とは違い、
私が療養一時帰国を経験した時のお話を書かせていただきます。
文字で、改めて感謝を伝えたく、
こちらに書かせていただくことにしました。
私は民間企業との連携派遣で来ているため、任期が1年と、通常より短いです。
そのため、期間中はフィリピンから出ることを考えていませんでした。
しかし、赴任から半年がたったころ、父が入院することになり1週間帰ることにしました。
その見舞い帰国から戻ってきて2週間後には、なんと自分の体に卵巣嚢腫が見つかりました。
完全無症状だったのですが、たまたま別症状で病院に行った際に見つかりました。
カウンターパートが紹介してくれた担当医には感謝してもしきれません。
ただ、父の病気が見つかってからずっと、いつ帰ろうか、戻ってこられるのか、という不安を抱えており、
しまいには自分の病気が見つかり、今思えば、あの数カ月間ずっと気が張り詰めていました。
カウンターパートや同僚、友人が話を聞いてくれ、そのたびに涙をこらえられなくなり、
時には支援先にあたってしまったこともあるくらい、私ってこんな弱かったっけ?と思うくらい、とても弱く、もろい自分がいました。
今思えば、日本にいる時より、フィリピンのほうが他人の前で涙を流してしまうことが多かった気がします。
なぜかはっきりはわかりませんが、
外国人である私にも、フィリピンの人たちが心暖かく、皆、家族みたいに接してくれること
が理由の一つかもしれません。
JICA本部の判断で療養一時帰国が必要となり、父の状態も悪化し、急遽帰国することになりました。
療養一時帰国には日本の滞在日数の制限があり、その制限を超えると任国に戻れなくなります。
そのため、急いで住まいを片づけ、必要な荷物は全て持って帰国しました。
配属先の同僚にも一部しか挨拶できず、支援先の中小零細企業には直接会うこともできませんでした。
自身の手術が早く終わっても、父の状況によっては任国に戻れないかもしれないと思い、非常に悔しい思いを抱えて帰国しました。
帰国後すぐに診察をしてもらいつつも、検査や手術の予約は結構先となり、「待ち」の時間が多かったので、
父の見舞いに行きつつ、支援先とオンラインミーティングをした時もありました。
ただ、想像以上に早く父が亡くなり、その後は何もやる気がでず、診察と必要な手続き等、最低限の事しかできない日々が続きました。
その間にも、帰国してからずっと、
「調子はどう?」と連絡を取ってくれる配属先の同僚や支援先、
フィリピン・日本にいる友人、
日本にいる家族。
一時は、私からは返事すらできなくなった時もありましたが、
それでも皆、気を使いながら連絡をくれたり、返事を待ってくれたりしていました。
<帰国時の日本では、遅咲きの八重の桜がたくさん咲いていました。カウンターパートと写真を送りあって近況報告をしていました。>

そんな中、帰国して約1カ月半後、ようやく自身の手術を受けることができました。
術後も良好で、順調に体は回復しつつも、気分は優れない。まだ、そんな日々を送っていました。
「日本に帰っても、自分の出来ることをやればいい、やろう、」
と意気込んでいたのに、何もできない。
周りにも心配をかけ続ける。
自分はクズ人間だなぁ、なんて日々思っていました。
それでも、
「休んでいいんだよ」
「今はそういう時期なんだよ」
「ちょっとずつね」
と励ましてくれる皆さんに本当に支えていただきました。
皆さんのおかげで少しずつ気分も回復していき、
ついに再赴任できることが決まりました。
帰国してから、久しぶりに嬉しいと思った瞬間でした。
戻っても実質2カ月ほどしかない。これから何ができるんだろう、
と不安な部分もたくさんあります。
それでも、ずっと支えてくれたフィリピンの皆に会えることが嬉しく、
それと同時に支えてくれた全ての皆さんへの感謝を強く感じました。
<再赴任直前に、お世話になった元VCさんと、関西で開かれたフィリピンイベントに参加。息子さんも一緒に。>

自身にとって今年は、
“JICAボランティア”という枠では語りつくせないくらいの、大事な一年になると思います。
失ったものもあるけども、得たもの、再認識できたものもたくさんありました。
これから、いろんなことに挑戦しようとしている人、
今まさに挑戦している人にとって、思い通りにならないこともいっぱいあると思います。
むしろ、思い通りにならないことの方が多いかもしれません。
それらも含め、どんな瞬間も、どんな関係も、無駄なことはないと改めて感じました。
人には休む瞬間も必要、どうしても動けないことはある、それも無駄ではない。
そんな当たり前なことを学んだ経験でした。
家族、フィリピンのカウンターパート、同僚、JICAスタッフ、様々なところにいる友人、
本当に本当にありがとうございます。
ここで、改めて御礼申し上げます。
フィリピン・日本のJICAスタッフの皆様には帰国・再赴任に際してご迷惑をたくさんおかけしました。
そんな中、寄り添って、ご対応いただきありがとうございました。
限られた期間で、少しでも恩返しできるよう、
毎日毎日を大切に“心身ともに健康に”活動していきます!
(おまけ)
任地再赴任後、早速コロナ疑惑(首都でもらってきたらしい、、、)で
自宅隔離になっているので、絶対健康大事!!!
【 Mickey /農産物加工 】
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