2026/02/11 Wed
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Ozzie Note 29 若いって損!?
こんにちは、2024年度2次隊の尾﨑です。
今回は協力隊を受けた時から疑問に思っている若いうちに国際協力なんて何もできないのではないかというテーマについて書いてみようと思います。
協力隊は派遣される前に訓練所に入って語学や安全管理などを学びます。かなり幅広い職種、そして幅広い年代の人たちに出会います。夜の自由時間には自主講座と呼ばれる自分達の経験や知識を他の人に共有できる時間があります。私はよくそれに参加していましたが、やはり自分より年上の先輩たちは経験量や技術量が全然違います。話し方もわかりやすいし、こんな人たちと同じように訓練して現地に行って何ができるのだろうと思わされます。
それは実際にセントルシアに来ても思いました。初めて学校に赴き先生たちに挨拶をしました。新しく日本人のボランティアが来て算数の授業をサポートしてくれます、同僚に紹介されて先生たちは私をみます。「若いね、学生かと思ったよ」、「何ができるの?言葉の壁もあるよね」などと言われます。実際私が来る前から学校はある程度回っているし、こんな20代の日本人が来ても教わることがあるのかわからない。何も変わらないのでは?というのは率直な感想だと思います。

ではどのように活動をスタートするのか、先生たちの信頼を得ていくのか。若さは経験不足に直結し、損でしかないのか。そう思った私に最初に近づいてきてくれたのは、学校の子どもたちです。見慣れないアジア人の若者が学校にきている。それだけで興味を持って近づいてきます。恐る恐る挨拶をしてくる小学生を相手に私も声をかけ返します。1人話すと一気に集団で押しかけてきます。これは教育隊員ならではだと思いますが、やはり子どもとの年齢が近い分児童には受け入れられるのが早かった気がします。1度名前を覚えてもらうと繰り返し声をかけてくれます。授業観察に1度入らせてもらった先生からこの前連絡がありました。「あなたがいないときでも、Ozzie、Ozzie!と子どもが言っていますよ。また授業をみにきてね。」と。大人との距離感は子どもを通して近づいていきました。子どもが名前を覚えてくれると自然と大人も興味を持って私のことを覚えてくれるようになりました。
そこから活動のしやすさ、学校の行きやすさも変わっていきました。やはり自分を認知してもらえる、受け入れてもらえる環境があると自分から行きやすくなります。たとえ言葉がスムーズに話せなくてもよくきてくれるからという理由で話を聞こうとしてくれます。だんだん興味を持ってくれると日本の学校はどうなの?それは面白いね。とだんだん授業に入り込んだことも言いやすくなってきます。
もちろん自分から自分ができることを伝えていくことも大切です。現地の人は私が何をできるのか知らないのです。相手のニーズはもちろんありますが、さらに自分ができることを知ってもらうことで活動の幅は広がります。私の場合はそれが教材を使う授業アイデアのシェアやウェブサイトづくりなどでした。
若いことは確かに経験不足など課題となるポイントです。ですが、武器でもあります。自分らしさを出しながらできることを見つけていくことは協力隊活動で大事なことだと感じます。
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