JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

ガールガイドの100周年記念式典に参加しました

セントルシア・ナショナル・トラスト 環境教育隊員のかわむらゆきねです。

私は、日本で「ガールスカウト」という社会教育団体に所属しています。ガールスカウトは世界規模の組織(公式サイト:World Association of Girl Guides and Girl Scouts)で、ここではセントルシア連盟の活動に参加させてもらっています。

先日セントルシア連盟の創立100周年記念イベントに出席しました。

午前中はお祈りや挨拶、歌など、教会で式典が行われました。教会でのお祈りは人生で初めての体験でした。神父さんの言葉に続いて参加者全員で言葉を読み上げたり、歌ったりするのは新鮮でした。

儀式の最後には全員が立ち上がり、教会の中にいるほかの参加者とランダムに握手をして「あなたに平和を」といった言葉をかける時間があり、最初は何が起こっているのかわかりませんでしたが、素敵な習慣だなと思いました。

式典が終わると、首都の街を10分~15分ほど行進しました。

中高生年代がドラムなどの楽器でリズムを演奏しながら先頭を歩き、その後ろに小学生とリーダー(大人)が続きました。

街の方々のあたたかい笑顔がうれしく、また、ガールスカウトとして地球の反対側でできた仲間と一緒に歩いていることを誇りに思いました。

写真に写っている茶色い制服を着ている子どもたちが、私が普段お世話になっている学校の生徒たちです。

行進が終わると近くの中学校に移動して昼食をとりました。

その後ステージで「ガールガイドの歴史」をテーマに劇の発表がありました。みんな頑張っていて素敵でした。

イギリスでボーイスカウトが始まったころの話、ガールガイドが立ち上がった時の話、ガールガイドのための施設ワールドセンターができた話など、各学校が時代を分担して発表していました。

さまざまな活動を通してセントルシアの学校や子どもたちの様子について理解が深まるので、毎回興味深く参加しています。

なお、今後はガールガイドを対象に環境教育のプログラム提供やワークショップの開催を目指しており、また国際交流の観点からは、日本のガールスカウトの子どもたちとの交流などができればいいなと考えています。

また更新します(^^)/

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