JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

KAZのつれづれ「クレオール狂騒曲」

私にとって、
2回目のクレオールデイがやってきた。

任期2年間の私たちにとって
セントルシアで過ごす 最後のクレオールデイとなる。

クレオールデイ(Jounen Kwéyòl / ジュネン・クウェヨル)は
セントルシア人が自らの言語・歴史・祖先の文化への誇りを
再確認する国家的な文化行事だ。

セントルシアは英国支配とフランス支配を繰り返した国で、
フランス統治下ではフランス語なまりのクレオール語が話された。

セントルシアの公用語は英語で、
話し言葉としてのクレオール語は現在でも南部で話されるようだが、
最近ではクレオール文化のひとつとしてクレオール語が見直されている。

そして、クレオール料理 
ソルトフィッシュ(塩漬けのタラ)や
ココティー(カカオスティックを削り香辛料を入れてミルクで煮たてた飲料)
などを楽しむ。

そして、クレオールの衣装。

2週間かけて街はクレオールデイの準備モードとなる。

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街のスーパーマーケットでもクレオールの展示に忙しい。

クレオール狂騒曲 012.jpg

【木曜日】

カウンターパートが台湾の援助団体ICDFの事務所に行くから、
お前も一緒にこいと言う。

カウンターパートがナショナルスタッフと打ち合わせをしている間、
もう一人のナショナルスタッフのお姉さまと世間話。

クレオールデイの話題となると、
「お前のクレオール語をチェックしてやる」
といきなりクレオール語の試験が始まる。

セントルシアに来て導入教育の1か月弱 
クレオール語の授業があったが、すっかり忘れている。

冷汗が額から滑り落ちる。

【金曜日】

クレオールの本祭と言われる地域イベントは
10月の最終日曜日だが、
金曜日には職場でのイベントがある。

金曜日の朝、
何事もなく普段の恰好で登庁すると
職場の女性から
「何をやっている。 その恰好は・・・
今日はクレオールデイだぞ。
クレオールの恰好をしてこい。」 と早速指摘される。

クレオール.jpg

「判った。 今から買いに行く。
カストリーズマーケットで買えるか?」 と言うと、

「カストリーズマーケットで売っているが、
あんたは外国人だ。
ぽったくられる。
60XCD以上出したら駄目だよ」 と言われる。

カストリーズマーケットに行く。
お店の人にサイズを見てもらったりして
「いくらか?」と聞く。

80XCDだという。

「職場の人は50XCDか60XCDだと言ってるぞ」
と言ったら ようやく75XCDにしてくれた。

100XCD札を出すと、
「100XCDもっているじゃん」 と言いつつ
おつりを渡してくれた。

アドバイスしてくれた職場の女性に見せて経緯を説明したら
「似合うよ」とだけ言ってくれた。

職場ではクレオールの飾りつけ

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クレオール語の展示

クレオール狂騒曲 002.jpg

クレオール文化の紹介

セントルシアの人々がいかにクレオール文化を
愛しているか良くわかる。

この日にはクレオールブレックファーストと
クレオールランチが出る。

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代表的なクレオール料理が従業員に提供される。

クレオール狂騒曲 009.jpg

クレオールブレックファーストは
午前11時に提供される。
少し遅い朝食である。

というのも
クレオールランチは
夕方の午後4時頃
ほぼ終業時刻に提供される。

ランチとともに
ビールなどのアルコール飲料や
ケーキなども提供され
職場内でカラオケやドミノなども始まる。

「ランチ前に帰っちゃうの」と言われたけど、
別件があってクレオールランチを失礼した。

なんだか忙しい1日だったが
物語は日曜日のクレオール本祭りにつづく

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