JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

マラソン大会の季節がやって来た。

2023年1次隊 セントルシア派遣 野菜栽培 里見洋司

セントルシアではマラソン大会の季節を迎えています。12月から1月は、朝の気温が25℃以下まで下がります。日差しも日本の9月下旬ぐらいです。常夏の国としては、穏やかな気候なこの時期に、学校や地域のマラソン大会が行われます。首都カストリーズ市街地では、道路交通事情が悪いため行われませんが、その他の街や農山村では盛んに行われます。私が巡回しているセカンダリースクールや村でも行われました。

Micoud地区のAnse Ger村では、村と学校それぞれで大会が開催されました。村の大会では、健脚自慢の10代から40代までの地域の代表が競い合いました。コースは、隣村の境までを往復する約6km。女性の参加者もいました。セカンダリースクールでは、学校内の4つのハウス(縦割りグループ)の対抗戦でした。こちらは個人の競争では無く、リレーマラソン方式。ルールは日本の駅伝と同じですが、襷は使わずにバトンをリレーします。一区間は600mから900m、男女6人で4.8kmを走ります。

Dennery地区のGrand Riviere セカンダリースクールでは、学校から村の中心までの往復約5kmを全校生徒と有志の先生方が走りました。先生が2位になり、盛大な拍手を浴びていました。3月上旬までは、朝晩は穏やかな気候が続きますが、その後は約7ヶ月間続く猛暑がやって来ます。

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