JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

いきものから感じる異国情緒 植物調査にて

セントルシア・ナショナル・トラスト 環境教育隊員のかわむらゆきねです。

今日は森林局(Forestry Department)の方が、ピジョンアイランド国立公園の植物調査をするということで、同行させていただきました。調査を通して、異国情緒を感じたいきものとの出会いを3つ紹介します。

1つ目は、「森の中のサボテン」

まずサボテンが普通に生えているところに熱帯を感じます。そのうえ、樹木の近くや藪の中にサボテンが生える様子は初めて見ました! どちらかというと、砂漠とか、背の低い植木の間とか、あまり植物が多くないところにあるイメージでした。

2枚目は「ココナッツの芽生え」

落ちたココナッツから芽が出ているところはあまり見たことがなかったかも。

この状態から、背丈の低いものだと3~5年、高いものだと7~10年かけて実ができるまで育つそうです。ピジョンアイランド国立公園のものは、波しぶきの影響が大きいため、成長に比較的長い時間がかかるとのことです。

ちなみにこのあと、石を使ってココナッツを割って見せてくれました。「万が一無人島で生き延びないといけない日が来たときのために知っておけ」と。「もしも無人島で・・・」という会話は、世界共通なんだなあと思いました。笑

3枚目は「ウミガメの甲羅」、中央部にいくつかある黒っぽいプレートのようなものです。

海なし県育ちの自分にはそもそもウミガメに馴染みがなく、カメの甲羅をまじまじと見たこともありません。甲羅がこんなふうにバラバラになるとは全く知りませんでした。

初めて見るものがたくさんあり、非常に勉強になりました。また更新します(^^)/

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